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日新電機、汎用タイプ625kVA蓄電池用PCSを新たに開発し販売開始

  • 2018年2月23日
  • エネクトニュース
汎用タイプ625kVA蓄電池用交直変換装置を販売開始
日新電機株式会社は2月19日、汎用タイプの625kVA蓄電池用交直変換装置(PCS)を新たに開発、2018年2月から販売を開始したと発表した。

同商品は、再生可能エネルギー導入拡大と2020年に予定されている発送電分離に伴う電力需給調整力としてのニーズなど、今後需要拡大が期待される蓄電池市場に対応するものとしている。

気象条件によって発電量が変動する太陽光発電や風力発電の導入拡大などから、需給調整の重要性が一層高まっており、これを発電所で調整する他に需要家側で調整するVPP(仮想発電所)の取組みも始まっている。

この需給調整の有力な方法の一つが蓄電池システムとなり、その充放電を制御するのが蓄電池用PCSで、蓄電池システムと蓄電池用PCSで20年以上の実績がある同社は、これまでの経験を活かして汎用タイプの625kVA蓄電池用PCSを開発したという。

契約電力低減や系統停電時のバックアップ用に
この特長は、直流電圧範囲が470~750Vと広範囲なことから、各種蓄電池(リチウムイオン電池、鉛電池、レドックスフロー電池、NAS電池など)に適応できるという。

また、負荷平準化(ピークカット、ピークシフト)、自立運転、外部制御システムとの連携機能を標準装備しており、多様な用途の蓄電池システムに適応する。

さらに、負荷平準化の自動運転中でも外部(上位通信)からの充放電指令に応答可能で、VPPでの運用に最適としている。

このため、契約電力の低減や系統停電時のバックアップ用の蓄電池システムに、また再生可能エネルギー発電の出力変動緩和や、VPP事業、電気事業者向けの電力需給調整サービス用蓄電池システムに対応するとのこと。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

日新電機株式会社 プレスリリース
http://nissin.jp/news/180219/

 

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