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トリナ・ソーラー、大面積IBC太陽電池セルで変換効率25.04%の世界新記録達成

  • 2018年2月17日
  • エネクトニュース
実効変換効率25.04%の新記録達成
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社は2月14日、同社の中国本社にある太陽光発電技術国家重点研究室が、開放電圧715.6mVの大面積(243.18cm2)n型単結晶シリコン(c-Si)裏面電極型(IBC)太陽電池セルで、実効変換効率25.04%の新記録を達成したと発表した。

なお、大面積サイズの太陽電池は、独立行政法人日本電気安全環境技術研究所(JET)にて測定され、実効変換効率25.04%と認定されたものとなる(測定は、243.18cm2の全面積を対象として実施)。

このチャンピオンセルの特徴は、開放電圧(Voc)は715.6mV、短絡電流密度(Jsc)は42.27mA/cm2で、曲線因子(FF)が82.81%となっている。

低コストで量産化に優れた技術で製造
また同研究室ではこれまで、18個のセル効率とモジュール出力での世界記録を更新しているという。

なお、このIBC太陽電池セルは、現在量産されているc-Si太陽電池セルの中では最高効率のものとなる一方、記録を更新したn型単結晶シリコン太陽電池は、これまでの大面積n型Cz基板上に低コストで量産化に優れた技術で作られたものとのこと。

(画像はトリナ・ソーラー・ジャパンHPより)


▼外部リンク

トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/


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