電気を双方向に融通、停電時の備えや電気料金の節約に
株式会社デンソー(以下「デンソー」)は5月10日、「V2H-充放電器」を開発し、販売を開始したと発表した。
この製品は電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)向けで、対応車両は5月9日に発売された新型を含めたトヨタ・プリウス、日産リーフ、三菱アウトランダーなど。家庭だけでなく、公共施設や商業施設でも利用できる。
充放電器があればEVやPHVを充電するだけでなく、車両に貯めた電気を家庭で利用することができる。停電時の備えとして、また通常時でも太陽光発電で作った電気を車両に貯める、電気代が安い夜間に車両に貯めた電気を昼間に家庭で利用するなど、電気料金の節約が可能になる。
約2倍の充電スピード、停電時も普段に近い生活が
新製品は普通充電器(200V)の約2倍の充電スピードを備えている。最大出力は約6kVAで、停電時でも普段に近い生活が可能。
全体は落ち着きのあるメタリックグレーの配色で、操作時に見やすい大きめの文字で表示を加えた。
デンソーは持続可能な社会の実現を目指し、今後もクルマと暮らしをつなげる商品・サービスの開発に取り組んでいく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
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デンソー リリース
https://www.denso.com/