2019年4月15日発表
関西電力株式会社は、蓄電池の先進的制御技術をもつベンチャー企業「NExT-e Solutions株式会社」の第三者割当増資に、合同会社K4 Ventures(以下、K4V)が応じるとともに、業務提携に合意したと2019年4月15日に発表した。
電動モビリティ用蓄電池の再利用を目指す
関西電力グループでは、ベンチャー企業との連携強化に向けて、子会社のK4Vを投資主体とするベンチャー投資の仕組みを整備しており、今回発表した「NExT-e Solutions」への投資は、8件目のベンチャー投資となるとしている。
「NExT-e Solutions」では、蓄電池の制御装置を販売するとともに、販売製品を活用した蓄電池システムのリースサービスを提供している。
また、独自の先進的な蓄電池制御技術により、使用状況による性能差をなくして均一化を実現しており、蓄電池の長期利用、再利用を実現しているとのことだ。
業務提携では、関西電力グループと「NExT-e Solutions」の経営資源を活用した新サービス開発・提供を目指すとしており、今後、関西電力グループは、電動モビリティ用の蓄電池を長期利用した後、定置用として関西電力の電力ビジネスなどで再利用するサプライチェーン確立を目指すとしている。
(画像は関西電力ホームページより)
▼外部リンク
関西電力 プレスリリース
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