革新的な天気予報技術、自動運転やドローンにも
ソフトバンクグループ傘下のSBエナジーは4月9日、米国マサチューセッツ州で革新的な天気予報技術を提供するClimaCell, Inc.(以下「クライマセル」)に700万ドル出資したと発表した。
クライマセルは2015年に設立、世界中の気象情報を網羅することを目標に掲げている。同社が開発中の「マイクロウェザー技術」は自動運転車やドローンその他のモビリティで、またはコミュニティの安全を守る手段として、既に世界各地で利用されている。
マイクロウェザー技術では、無線通信やコネクテッドカー、衛星、街灯カメラなどが発する電波の通信状態からデータを得て、既存の気象観測データと組み合わせる。これに基づいて高精度の天気予報をリアルタイムで、あらゆる地域で提供することを実現した。
自然エネルギー産業で活用、さらなるビジネスを検討
太陽光発電などの自然エネルギー産業は天候とその予測の正確性に大きく左右される。
SBエナジーでは今後クライマセルの天気予報技術を活用するとともに、さらに自然エネルギーとIoT、モビリティが交差する領域で、新たなビジネスの機会を検討していく方針だ。
(画像はクライマセル公式ホームページより)
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