設置・運営に向けて、エコ・パワーと合同会社を設立
日立造船株式会社(以下「日立造船」)は4月12日、株式会社エコ・パワーと共同で、青森県西北部において洋上風力発電所を設置・運営する計画を発表した。
計画では出力4000kW~9500kWの風力発電機を最大125基設置し、全体の発電出力は500MW。津軽半島北端に位置する北津軽郡中泊町から、五所川原市、つがる市、西津軽郡鰺ヶ沢町にわたる沿岸部および沖合を建設予定地としている。
両社は事業の推進に向けて4月5日、「青森西北沖洋上風力合同会社」を設立した。
クリーンなエネルギーを地産地消、地域の活性化も
日立造船は大型風力発電事業の開発から運営まで一貫した取り組みを行っており、発電機を各地で納入している。エコ・パワーも日本初の風力発電事業専門の企業として1997年に設立、現在では全国で162基の風力発電機を運営している。
風力発電はクリーンなエネルギーとして地球温暖化対策に貢献し、地産地消のエネルギーとして地域活性化につながる効果も期待されている。
両社は2025年以降の稼働を目標に、事業化の検討や地元関係者との意見交換などを進めている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立造船 リリース
https://www.hitachizosen.co.jp/news/2019/04/003266.html