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オリックス、千葉県銚子沖で洋上風力発電の事業性調査を開始

  • 2019年2月15日
  • エネクトニュース
洋上風力発電の事業性調査を千葉県銚子沖で開始
オリックス株式会社は2月14日、千葉県銚子沖で洋上風力発電事業の事業性調査(海底地質調査)を開始したと発表した。

同社は、太陽光、地熱、風力、バイオマスなどの再エネによる発電事業を積極的に展開しており、1995年に国内の陸上風力発電事業に出資して以降、これまで蓄積してきた国内外での風力発電に関する知見を生かし、洋上風力を含めた風力発電事業の開発に向け調査・検討を進めている。

今回の調査は、銚子沖海域にて音波探査による海底地質調査を行うもので、音波探査機などを搭載した調査船で海域を移動しながら、海底面の状況や海底の地盤構造、地形などを調査するもので、これは地元関係者了承のもとで実施するという。

調査する内容は3項目となり、1つ目は地層探査で、音波探査機を用いて海底下の地盤構造を調査する。

2つ目は海底面状況調査で、サイドスキャンソナーを使って、人工魚礁や海底ケーブルなど海底に存在する構造物や敷設物、海底に沈積している海洋廃棄物や沈船の状況やサンドウェーブ(砂浪)の状況、および海底面の土質分布などを把握する。

調査期間は3月15日までの約1ヶ月半を予定
さらに、3つ目は海底地形調査で、音響測深機を用いて海底の地形を確認するものとなる。

そして、この調査期間は、2019年1月30日から同3月15日までの約1ヶ月半を予定している。

なお同社は、今後も事業活動を通じて社会に貢献する方針で、太陽光だけでなく風力や地熱などを活用した発電所の開発・運営を推進していくことで、バランスの取れた再エネ普及に貢献していくとしている。

(画像はオリックス株式会社HPより)


▼外部リンク

オリックス株式会社 プレスリリース
https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/
 

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