サイト内
ウェブ

関西電力、長野県南木曽町に「山口維持流量発電所(仮称)」を新たに建設

  • 2019年2月21日
  • エネクトニュース
長野県に「山口維持流量発電所(仮称)」を新たに建設
関西電力株式会社は2月20日、長野県木曽郡南木曽町に同社が所有する山口ダムにて、河川維持流量(ダム下流の景観の保全等、河川環境の維持のために放流する必要流量)を利用した「山口維持流量発電所(仮称)」を、新たに建設すると発表した。

これは、同社として2030年時点での再生可能エネルギー開発目標を50万kWとし、水力電源開発にも積極的に取り組む一環と位置付けている。

同発電所は、長野県木曽郡南木曽町(なぎそまち)にある木曽川水系河川の木曽川にて、ダム式(維持流量発電)発電所を設置するものとなる。

同ダムの有効落差27.39mにて、最大水量2.84m3/sを利用して発電するものとなり、この発電出力は630kW(1基)で、年間では450万kWhの発電を見込んでいる。また、CO2削減量は、約2,200t/年に相当するとのこと。

2020年10月に着工後、2022年6月の営業運転を目指す
同社では、2020年10月に発電所を着工後、2022年6月の営業運転を目指して関係当局との調整とともに地域の理解を受けながら、安全を最優先に建設を進めていくという。

そして引き続き、S+3E(安全性、地球環境、エネルギー安定供給、経済性)の観点を踏まえ、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組み、純国産エネルギーである水力発電を最大限に活用して、電気の低炭素化を加速させていくとしている。

(画像は関西電力株式会社HPより)


▼外部リンク

関西電力株式会社 プレスリリース
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2019/0220_1j.html
 

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。