連系済み発電容量が既に昼間の最低需要の半分近く
関西電力株式会社(以下「関西電力」)は12月20日、同社の電力供給エリアにおける「再生可能エネルギー発電設備導入量」を発表した。
11月末の時点で連系済みの発電容量は合計586万kW、そのうち太陽光発電が521万kW、バイオマス発電が48万kW、風力17万kW、水力1万kWと続いた。容量の合計は平成29年に得られた昼間の最低需要1316万kWと比較すると、約45%に上った。
これに対して接続申し込み済みで未連系の容量が11月末の時点で合計476万kW。これらが順次接続されていくとして連系済みの容量と合計すると1062万kWとなり、最低需要データの約80%に達する。
FIT売電適合の認定を受けた容量がさらにその後に
上記にあげられた最低需要データは比較対照の1例であり、関西電力の供給エリアの接続可能量ではない。
連系済み、接続申し込み済みの再エネ発電施設の後には、さらにFIT売電に法的に適合した施設であるとされた「設備認定量」が続く。資源エネルギー庁のホームページによると、関西電力エリアの設備認定量は今年3月末の時点で770万kWだったという。
(画像はプレスリリースより)
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