サイト内
ウェブ

奥村組、石狩市でバイオマス発電事業の共同開発へ

  • 2018年12月28日
  • エネクトニュース
石狩湾新港地域で出力51.5MW、2022年に運転開始
株式会社奥村組(以下「奥村組」)は12月27日、開発が進行中の「石狩バイオマス発電事業」に参画すると発表した。

事業は新エネルギー開発株式会社(以下「シンエネ」)が石狩湾新港工業団地で進めているバイオマス専焼の発電事業で、木質ペレットとパーム椰子核殻を燃料として、発電出力51.5MW。工事は2019年11月に開始し、発電所の運転開始は2022年10月に予定されている。

シンエネは2014年に発電所の開発に着手し、2015年に発電事業のための特別目的会社を設立した。奥村組は事業会社の出資持ち分をシンエネから譲り受ける契約をこのほど締結した。

FIT認定事業、約12.1万世帯分の電力を北海道電力に
事業はFIT認定を受けており、発電所の稼働以降は20年間、全量を北海道電力に売電する。年間の想定発電量は約3.6億kWh、一般家庭の電力消費量に換算して約12.1万世帯分に相当する。

奥村組は今後、シンエネと共同開発で事業を進める。両社は環境負荷の少ないバイオマス発電事業を通じて低炭素社会の実現、ならびに雇用の創出や地域社会の活性化に貢献していく方針だ。

(画像は奥村組公式ホームページより)


▼外部リンク

奥村組 リリース
https://www.okumuragumi.co.jp/newsrelease/data/181227.pdf

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。