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近畿経済産業局、「地域のバイオマス資源」有効活用でセミナー開催

  • 2018年11月22日
  • エネクトニュース
昨年度に引き続き「バイオマスセミナー」開催
近畿経済産業局は11月16日、昨年度に引き続いての「バイオマスセミナー」を、12月14日の13時30分より兵庫県立工業技術センター(神戸市須磨区行平町3丁目1-12)にて開催すると発表した。

このところ、自治体や地域企業および大学等にて、エネルギーや高付加価値材料等として「地域のバイオマス資源」を有効活用することで、地域経済の活性化や雇用機会創出を目指した新たな地域力創造への取り組みが見られるという。

そこで今回のセミナーでは、地域独自の農林漁業系バイオマスを有効活用し、種々の課題に直面しながら着実に進展しつつある取り組みについて、専門家や企業、自治体の実践者から紹介を受けるとしている。

最初に、同志社大学理工学部環境システム学科の赤尾聡史准教授から「地域の視点で地域の宝”バイオマス”の有効利用を考える」と題し、木質バイオマス発電導入による地域経済効果の検討例など、地域における資源循環のあり方についての基調講演がある。

続く講演・事例紹介では、鳥取大学大学院工学研究科化学・生物応用工学専攻の伊福伸介教授より、鳥取県内で水揚げされるカニの殻から抽出された「キチンナノファイバー」について、共同研究で確認された多様な機能や、実用化に向けた取り組みを紹介する。

講演者をパネリストに参加者と意見交換会も
また、洲本市役所産業振興部農政課の高橋壱係長より、バイオマス産業都市としての取り組みの一環として、住民や地域NPOとの協働により竹チップ焚きバイオマスボイラーを温浴施設へ整備・熱供給を進めている取り組みを中心に紹介するとのこと。

さらにセミナー後には、講演者をパネリストとして迎え、「バイオマスの有効活用による地域力創造」について、その可能性や課題について参加者との意見交換会を行うとしている。

なお参加費は無料だが、定員は先着順の100名となっており、これへの申込みと出演者のプロフィール等については、リンクの案内チラシに記載がある。

(画像はプレスリリース「案内チラシ」より)


▼外部リンク

近畿経済産業局 プレスリリース
http://www.kansai.meti.go.jp/3-6kankyo/H30fy/

「案内チラシ」
http://www.kansai.meti.go.jp/3-6kankyo/H30fy/

 

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