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花王、国内の生産拠点でCO2排出量削減を加速

  • 2018年11月29日
  • エネクトニュース
5つの拠点で購入電力の再エネ発電比率を約35%に
花王株式会社(以下「花王」)は11月28日、国内の生産拠点におけるCO2フリー電力の購入を10月から強化したと発表した。

花王が化粧品を生産している小田原工場では、6月から使用電力の約40%を、東京電力エナジーパートナーが提供する水力発電による電力でまかなっている。

10月からは愛媛、栃木、鹿島、川崎の工場でも水力電源やグリーン電力証書などの利用で、再生可能エネルギーの導入を推進。

その結果、国内生産拠点5カ所における再エネ使用の割合は約35%になり、CO2排出量は2017年の実績と比較して5万4000トン削減。一般家庭の電力消費によるCO2排出量を年間2.25トンとすると、約2万4000戸分に相当するという。

流通量の多い非化石証書の積極的な活用を検討
中でも紙おむつなどを生産する愛媛工場では、非化石証書を使用した電気を調達することで、購入電力のCO2フリー化を実現する。

非化石証書は化石燃料を使用していない電源から得られた電力である価値を示し、証書の市場取引は2018年5月から開始した。

花王は今後、非化石証書の積極的な活用を検討するとともに太陽光発電設備を導入するなど、CO2フリー電力の利用を進めていく方針だ。

(画像は花王公式ホームページより)


▼外部リンク

花王 リリース
https://www.kao.com/jp/corporate/news/2018/20181128-001/

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