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王子HD、道南地域にバイオマス発電燃料などに用いる木質チップ生産会社を設立

  • 2018年11月15日
  • エネクトニュース
木質チップの生産と販売を目的とした新会社を設立
王子ホールディングス株式会社は11月9日、同社のグループ会社となる王子木材緑化株式会社が、道南地域にてバイオマス発電燃料と製紙原料となる木質チップの生産と販売を目的とした新会社「函館北斗王子林産株式会社」を、この11月13日に設立するを発表した。

この新会社は、北斗市村山165番地に資本金5千万円(王子木材緑化が100%出資)にて設立し、この事業開始は2019年6月とし、投資総額は3億6千7百万円を予定している。

新会社では、道南地域での未利用の森林資源を有効利用するため、林地から伐採・搬出された丸太材を使って木材チップを生産するほか、移動式のチッパーを導入することで、伐採後の枝条材を含む林地残材も活用する予定としている。

王子グループのバイオマス発電所などに販売
この年間生産量は、バイオマス発電燃料用チップ3万トン(気乾レベル)/年と、製紙原料用チップ6千トン/年を目標に、それぞれエム・ピー・エム王子エコエネルギー株式会社バイオマス発電所(青森県八戸市)および王子製紙株式会社苫小牧工場(北海道苫小牧市)への販売を予定している。

なお王子木材緑化は、王子製紙と大陸木材工業株式会社が1927年に共同出資し設立した日露木材株式会社を母体とする王子木材工業と、1937年に設立した王子緑化(設立時は王子造林株式会社)の両社が、王子グループの木材関連事業の基盤強化を目的として、2003年4月に合併し誕生した会社となる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

王子ホールディングス株式会社 プレスリリース
https://www.ojiholdings.co.jp/Portals/0/resources/

王子木材緑化株式会社 概要
http://www.oji-fp.jp/030_summary/030_summary.html
 

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