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ベトナム最大級100MWの太陽光発電所 5ヶ月で完工

  • 2019年7月12日
  • エネクトニュース
翔栄クリエイトがEPCを手がける
2019年7月5日、株式会社翔栄クリエイトは、ベトナムのロンアン省で施工していた太陽光発電所「ロイヤルベトナムソーラー発電所」が、6月24日に完工し、6月30日から商業運転を開始したことを発表した。

同社は太陽光・バイオマス・風力など再生可能エルギーの発電プラントEPC事業(設計・調達・建設業務)を手がけている。

太陽光発電施工においては約16年の実績があり、設置環境にあわせて太陽光パネルを最適なメーカー・商品を選択することができる点や、導入に当たり必要な現地調査や綿密な計画を行う点を強みとしている。

今回のプロジェクトは2019年1月末、タイTW.Tech、ベトナムNguThuong及びEEAと共同で、同社が主幹事となりRoyalGroupよりEPCを受注したもの。また、同社にとっては初めての大型海外プロジェクトとなった。

ベトナム最大級規模を5ヶ月で完工
温室効果ガスの抑制に関する要請から、太陽光等再生エネルギーへの需要は国際的にも高まりを見せており、東南アジア地域においても同様の傾向である。ベトナムにおいてもFIT制度が施行されており、今後が期待される地域である。

「ロイヤルベトナムソーラー発電所」は敷地内にそれぞれ50WのPark1とPark2を建設しており、総出力100MWは1カ所の太陽光発電所として竣工時点でベトナム最大級だ。

年間発電量は149,270MWh (79,074世帯分の発電量)、CO2削減率は年間で49,708tとなる。売電先はベトナム電力公社で、安定した事業計画が見込まれるという。

今回のプロジェクトにおいて、ベトナムのFIT制度上の制約により2019年6月30日までに商業運転を開始しなければならないという顧客の要望があり、工期を8ヶ月から5ヶ月に短縮。工事は太陽光発電所建設のEPCを同社が行い、また総監督を現地に派遣することで管理を徹底、短い工期と高い品質を同時に確保したという。

加えて短納期での完工には、各社担当窓口との人間関係・信頼関係を構築することで、下請工事会社、顧客、機器サプライヤー会社すべてが5ヶ月での完成に対して目的意識を共有できたことが大きな要因であるという。

関係各社との強固な関係性により、正式発注前から機器製造の準備を進められたことや、毎日600人以上の意欲的で豊富な労働力を確保できたことを挙げている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社照英クリエイト プレスリリース
https://syouei-corp.net/


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