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TEPCOが卒FIT後電力買取価格を発表 1kWh8.50円

  • 2019年7月2日
  • エネクトニュース
買取価格は1kWhあたり8.50円
2019年6月27日、東京電力エナジーパートナー株式会社(TEPCO)は、再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)が11月以降に順次期間満了を迎えることを踏まえ、期間満了後の過剰電力買取等について対応を発表した。

卒FIT後の買取価格は1kWhあたり税込で8.50円。契約期間はFIT買取期間満了費の翌日から満了日の年度末日までで、以降は1年ごとの自動更新となる。対象エリアは東京(島しょ地域を除く)神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨・静岡(富士川以東)の各都県。

卒FIT後の過剰電力活用法
大手電力会社各社の卒FIT後買取価格はプランにもよるが、おおまかに1kWhあたり7~8円程度に設定されることになる。

また、大手以外の新電力会社も多数買取の実施とその価格を発表しており、卒FIT後も過剰電力の売電先も増えている。

買取以外にも過剰電力を活用するプランも登場している。TEPCOは、同社子会社のTEPCOホームテック株式会社が展開する初期費用0円・月々定額で蓄電器や電気給湯器などを顧客のニーズに合わせて利用できる「エネカリ」で自家消費をサポートする。

そのほかにも蓄電池不要で過剰電力を仮想的に同社が預かり、使用した分に充当して電気代を割り引く「電気のお預かりプラン(仮称)」もリリース予定だ。

卒FIT後の過剰電力の活用方法は選択肢の広がりを見せている。

(画像はホームページより)


▼外部リンク

東京電力エナジーパートナー株式会社 プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/



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