グリーン調達をより効率的に
エコマーク商品情報サイトなどを手がける株式会社ファインは、グリーン調達をより効率的に行えるクラウドサービス「グリーン調達専用電子カタログ」を3月から開始する。
グリーン調達とエコマークとは
グリーン調達とは、製品の原材料・部品やサービスなどを調達する際に、環境負荷の小さいものを優先的に選ぶ取り組みのこと。「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)」では、国等の公的機関が率先してグリーン調達の推進や環境物品等に関する情報提供を行うとともに、事業者や国民もできる限り環境物品等を選択するよう努めるものと定めている。
エコマークは、様々な商品(製品およびサービス)の中で、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルで、「公益財団法人 日本環境協会エコマーク事務局」が審査・認証している。
「グリーン調達専用電子カタログ」サービスの概要
今般リリースされる「グリーン調達専用電子カタログ」は、同社のエコマーク商品総合情報サイト「グリーンステーション」および「グリーンステーション」カタログの商品データベース等を活用して、グリーン調達を行うことができるクラウドサービス。
同サービスは無料で、エコマーク認定商品のみのデータベースから購入したい商品を選択し、発注書様式でエクセルファイルとして保存することができる。グリーン調達を行っている行政機関や事業者の効率化につながるとしている。
既存の電子カタログシステムに商品名をコピーしたり、各部署におけるグリーン調達率の集計をしたりすることが可能(管理者画面から商品選択履歴と集計が閲覧可能になるサービスは今夏リリース予定)。
同社は、環境への負荷が少ない商品を検索・選択しやすくすることで、グリーン購入率の向上と持続可能な社会の構築の実現を支援するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ファイン プレスリリース
http://www.fine-d.co.jp/pressrelease/170210.pdfグリーン購入法(環境省HP)
https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/エコマーク(エコマーク事務局HP)
https://www.ecomark.jp/