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TOYOTA、「ソーラー充電システム」を採用した新型プリウスPHVを発売

  • 2017年2月19日
  • エネクトニュース
世界初の「ソーラー充電システム」を採用
TOYOTAは2月15日、フルモデルチェンジした新型プリウスPHV(プラグインハイブリッド車)を発売した。

新型プリウスPHVの特徴のひとつは、大型ソーラーパネルを車両ルーフに搭載した「ソーラー充電システム」。同システムの採用は、量産車では世界初。

同システムにより、駐車中に太陽光を走行用エネルギーへ変えることができる。充電スタンドがない駐車場や災害等で停電した場合でも、太陽光さえあれば充電可能になった。最大約6.1km/日(平均で約2.9km/日)の走行分の電力量を駆動用バッテリーへ充電する。また走行中は、駆動用バッテリーに充電する代わりに、補機バッテリーの消費を補い燃費向上に貢献する。

PHV(プラグインハイブリッド車)とは
PHVとは、外部電源から充電できるタイプのハイブリッド自動車のこと。走行時にCO2や排気ガスを出さない電気自動車(EV)のメリットと、ガソリンエンジンとモーターの併用で遠距離走行ができるハイブリッド自動車(HV)のメリットを併せもつ。

日々の通勤や買い物などではガソリンを使わないEVとして走行し、電池がなくなってもHVとして長距離ドライブを楽しむことができる。

環境性能を大幅に進化
新型プリウスPHVでは、「プリウス」の特長である環境性能が大幅に進化。

大容量リチウムイオン電池の搭載とプラグインハイブリッドシステムの効率化により、電気の力だけで60 km以上走行できるようになった。EV走行距離は従来型プリウスPHVの2倍以上。

また、HV走行での燃費は37.2km以上で、従来型プリウスPHVから10%以上も燃費性能がアップした。

さらに、充電スタンドとソーラー充電以外に、家庭用コンセントからの充電も可能。充電に関する利便性を向上させた形だ。

PHVは「トヨタ環境チャレンジ2050」の基幹車種
同社は、PHVをHVに次ぐ「次世代環境車の柱」とし、大幅な商品強化に取り組んできた。PHVを人とクルマと自然が共生する社会を目指す「トヨタ環境チャレンジ2050」の基幹車種と位置付けており、今後もさらなる商品強化に取り組んでいくとしている。

(画像はTOYOTAホームページより)


▼外部リンク

TOYOTA プレスリリース
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/15021361/

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