太陽電池モジュールの機械洗浄サービスを開始
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、自走式の太陽電池モジュール洗浄機「PV Cleaner」を開発した。
現在、太陽光発電設備では、太陽電池モジュール表面に付着する汚れにより発電効率が低下し、それを解消するため人手と時間をかけて清掃作業が行われることが多い。そのため、当初の事業計画を上回る保守管理費用が課題となっている。同機はこの状況を受けて開発されたもの。
また同社は3月1日、全国の産業用太陽光発電事業者に向けて、同機を用いた太陽電池モジュールの機械洗浄サービスを開始する。同サービスでは、「PV Cleaner」の導入により、洗浄時間を3分の1に短縮。大幅なコストダウンと、洗浄ムラや洗い残しのない作業を両立させた。
「PV Cleaner」の特長
同機の特長として、組み立て式のポータブル設計であり、野立て設置と屋根上設置のどちらにも洗浄施工が可能である点が挙げられる。また、落下防止センサーを搭載し、35度の傾斜でも駆動可能であり、30mmの段差走行等も実現した。
同機は、3月1日～3日に東京ビッグサイトで開催される「スマートエネルギーWeek 2017内PV EXPO 2017第10回国際太陽電池展」にて展示される予定。
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、長野県駒ヶ根市に本社を置く自然エネルギー関連業者。リユース事業をはじめ、オフグリッド（独立蓄電型）事業、グリーン電力証書事業、O＆Mサービス事業、電力小売り事業などを手がけている。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
ネクストエナジー・アンド・リソース プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/releases/122130/att_122130_1.pdf
