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新日本電工が北海道で水力発電所の工事を完成

  • 2017年11月2日
  • エネクトニュース
世界ジオパーク内の豊かな自然背景に配慮
新日本電工株式会社(以下「新日本電工」)は11月1日、同社が進めていた工事が完成し、幌満川(ほろまんがわ)第2発電所が営業運転を開始したと発表した。

幌満川第2水力発電所は北海道様似郡様似町(さまにちょう)にあり、1940年に設置され、出力3915kWで運転を継続してきた。2015年9月から始まった設備の全面更新工事が完成した発電所では、堅軸フランシス水車2基を備え、出力は4403kWとなる。

同発電所は世界ジオパークに認定されたアポイ岳ジオパーク内にあり、豊かな自然環境の中に位置している。同社は今後も環境に配慮して、クリーンな発電に取り組んでいきたいとしている。

幌満川第3発電所も2018年12月に運転開始予定
新日本電工は1952年に設置した第3発電所の更新工事も進めており、2018年12月に完成、運転開始が予定されている。同発電所は5900kWの出力が更新後は6205kWになる予定だ。

同社はこれまで得られた電力を主に同社の日高工場で消費していたが、これからは再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を利用した売電に転換し、安定的な収益の一部となることを期待している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

新日本電工 リリース
http://www.nippondenko.co.jp/

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