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北海道電力が今年の冬の電力需給見通しを発表

  • 2017年10月20日
  • エネクトニュース
この夏は予想を下回る需要、冬にも十分な供給の見込み
北海道電力株式会社(以下「北海道電力」)は10月12日、夏の電力需給のまとめ、および今年の冬の見通しを発表した。

今年の夏、北海道では7月中旬に高温が続き最大電力使用433万kWを記録したが、想定の446万kWを下回り、猛暑であった2010年と比較すると、約10%需要が減少した。

この冬の電力需要は厳寒時の最大電力が516万kWになると予想され、最も電力供給が低い2月の供給量が602万kWで、予備率が約17%になる見込みだ。

想定外のトラブルが発生しても予備率3%以上を確保
北海道の冬は厳しく、暖房のみならず凍結防止、積雪対策などで冬期の電力需要が高く、しかも一日中高い水準で継続する。ピーク時間帯の電力は夏期に比べて15%アップ、電力量全体では約30%増加するという。

北海道電力では過去10年間の経験で最大の計画外停止・出力抑制量であった129万kWの数値を利用し、最大需要量・最小供給量の数値と合わせて緊急時に備えている。

計画外停止の発生を回避するために発電・供給施設の点検と補修を可能な限り冬の始まる前に実施するとともに、万一に備えて電力使用の通告調整の契約を結ぶなどで、3%以上の予備率を確保できるとしている。

(画像は北海道電力公式ホームページより)


▼外部リンク

北海道電力 リリース
http://www.hepco.co.jp/info/2017/1213820_1723.html

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