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伊藤忠商事ら、千葉県でバイオマス発電所建設へ

  • 2017年9月16日
  • エネクトニュース
パーム椰子殻などを燃料に、2020年に運転開始の予定
伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠商事」)は9月15日、大阪ガス株式会社、三井造船株式会社(以下それぞれ「大阪ガス」「三井造船」)と共同で、「市原バイオマス発電株式会社」を設立したと発表した。

新会社は市原市にある三井造船の千葉営業所内でバイオマス発電所を建設、電力供給などの事業に取り組む。発電所ではパーム椰子殻や木質ペレットを主な燃料として利用、発電容量は49.9MWになる予定だ。

プラントの建設と完成後の運転や保守は三井造船と関連会社が担当し、バイオマス燃料の供給および国内物流には伊藤忠商事とその関連会社である伊藤忠ロジスティクスがあたる。発電所の商業運転開始は2020年10月になる見込みだ。

それぞれの強みを活かして地球温暖化防止へ
伊藤忠商事と同じ39%の出資比率で三井造船(22%)を凌ぐ大阪ガスは、同社が培ってきた発電所運営の知見をもって事業に臨む。同社は関連会社が保有する名古屋発電所でバイオマス燃料を混焼する第二発電所の営業運転を先頃開始したことを含め、電力供給事業に意欲的だ。

3社はこれからも再生可能エネルギーを活用した事業を国の内外を問わず積極的に進めていくことで、地球温暖化の防止に貢献、循環型社会の形成に寄与していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

伊藤忠商事 リリース
https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2017/170915.html

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