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日立造船がトルコでごみ焼却発電プラント建設へ

  • 2017年9月21日
  • エネクトニュース
ヨーロッパでは最大規模の施設、2020年9月に納入予定
日立造船株式会社(以下「日立造船」)は9月15日、同社のスイス法人がトルコのイスタンブール市との間でごみ焼却発電プラント建設工事を行う契約を締結したと発表した。工事はトルコの建設会社と共同で設定したコンソーシアムが担当する。

プラントは2018年に開港が予定されている、イスタンブール市北西部に位置する新空港の付近となる。ごみ処理能力は1日あたり3000トン、廃熱を利用して約7万kWの電力を供給し、ヨーロッパでは最大規模のごみ焼却発電施設になる見込みだ。

このプロジェクトは同社にとってはトルコにおける初めての受注であり、コンソーシアムは設計・調達・建設の業務を担当するほか、プラント完成後1年間発電所の運営も行う。

2021年には市内の一般廃棄物の約15%を処理
イスタンブール市が発注したごみ焼却発電施設では、1炉あたり日に1000トンの処理能力を有するストーカ式焼却炉を3炉設置する。2021年には市内の一般廃棄物の約15%を処理する予定だという。

日立造船のスイスにおける子会社は、ヨーロッパでのごみ焼却発電プラントの設計、建設および保守などの事業でトップクラスのシェアを持つ。イギリスやアイルランドなどで積極的に事業を進めてきたが、近年は中東にも市場を求めて展開を図っている。

(画像は日立造船公式ホームページより)


▼外部リンク

日立造船 リリース
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2017/09/002814.html

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