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NTN、産官社学連携による「ITを用いた防災・見守り・観光に関する共同研究」に参画

  • 2017年9月20日
  • エネクトニュース
風力と太陽光で発電した電力を活用する街路灯
NTN株式会社は9月12日、国立大学法人大阪大学などと進めている「ITを用いた防災・見守り・観光に関する仕組みづくりの共同研究」の実証実験で、「NTNハイブリッド街路灯」を用いた「独立電源通信網みまもりロボくんIII実験機」3台を、大阪大学吹田キャンパスに設置したと発表した。

この共同研究は、同大学などとともに産官社学連携して取り組んでいるもので、一般社団法人「全国自治会活動支援ネット」が開発中の見守りカメラ機能を備えたWi-Fi通信設備「みまもりロボくんIII」と、同大学大学院人間科学研究科開発の災害救援・防災マップ「未来共生災害救援マップ」との連携になる。

なお同社は、「みまもりロボくんIII」に「NTNハイブリッド街路灯」を提供するという。

「NTNハイブリッド街路灯」は、風力と太陽光の2つの自然エネルギーで発電した電力をバッテリーに蓄え、夜間にLED照明を自動点灯する街路灯で、どの方向からの風も受け止める垂直軸風車による高効率な発電と高い静粛性が特長となる。

地域の子どもたち見守りや、災害時のWi-Fi通信に活用
発電した電力で照明を点灯させることができるため、災害時の非常用電源としても使用できる。

これに防犯カメラ、Wi-Fi通信機器、非常用電源を搭載した「みまもりロボくんIII」は、地域の子どもたちなどを見守る機能のほか、災害時のWi-Fi通信設備としても活用できるとのこと。

なお今後は、設置した実験機を用い、「みまもりロボくんIII」と「災救マップ」との接続実験、発電・蓄電量の確認、Wi-Fi通信機器の稼働実験などを行うほか、仮想被災地実験として3台の「みまもりロボくんIII」のうち1台を停止させ、通信遮断時の自動接続実験なども行う予定としている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NTN株式会社 プレスリリース
http://www.ntn.co.jp/japan/news/press/

 

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