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大阪ガスら、名古屋第二発電所の営業運転を開始

  • 2017年9月7日
  • エネクトニュース
木質系のバイオマス混焼でCO2の排出量を削減
大阪ガス株式会社(以下「大阪ガス」)は9月4日、関連会社が名古屋第二発電所の営業運転を開始したと発表した。同発電所は株式会社中山製鋼所と大阪ガス子会社が共同で設立した中山名古屋共同発電株式会社によって運営されている。

この発電所は愛知県知多郡武豊町にあり、発電容量11万kWで石炭を主燃料としている。環境への配慮から木質ペレットなどのバイオマスを30%混焼、年間約20万トンのCO2排出量削減が見込まれている。

同発電所は現在操業中である発電容量14万9000kWの名古屋発電所に隣接していて、これまでの操業で培われた知見やノウハウを、効率的な操業に活用することが可能だ。名古屋発電所は2000年4月に運転開始、やはり石炭を主燃料として木質バイオマスを5%混焼している。

木質系バイオマスは「カーボンニュートラル」
木質ペレットなどのバイオマス燃料は燃焼させてエネルギーとして利用すればCO2を排出する。しかし植物は成長過程でCO2を吸収して光合成を行うため、全体で見るとCO2の増加にならず、「カーボンニュートラル」と見なされる。

大阪ガスグループはこれからも、顧客のために役立つ企業グループを目指していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

大阪ガス リリース
http://www.osakagas.co.jp/

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