コージェネレーション型を採用
太陽光発電システム「ルーフレックス」を展開する京セラ株式会社は、業界初となるコージェネレーション型の業務用固体酸化物形燃料電池システム(以下 SOFCシステム)を開発し、7月から受注を開始すると発表した。
高い省エネ性、環境性を実現するSOFCシステムは、発電出力は3kW、発電効率は業界最高の52%という高い性能をもつ注目の燃料電池システムだ。
発電の心臓部には、家庭用燃料電池エネファームtype S(700W)向けに量産している小型・高効率・高耐久の同社製セルスタックが採用されており、発電時に伴う高温排熱を効率的に利用できるエコロジー構造をもつ高効率なシステムといえる。
ガス会社との連携も
京セラは今後ガス事業者などと連携し、小規模の飲食店や福祉施設などにSOFCシステムの導入を図っていきたい方針だ。
電気と熱(お湯)を作りだすのに空気中の酸素を化学反応させることで有害な副産物を発生させない燃料電池システムは、環境保全に役立つだけでなく発電効率の高さがウリのソリューションだ。
2016年4月に大阪ガスから発売された新型の家庭用燃料電池エネファームtype S向けには小型・高効率化を図った新型セルスタックを開発しており、このたびの3kW-SOFCシステムにはこの新型セルスタックを採用しています。
(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
京セラ プレスリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2017/0605_ipfa.html