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竹中工務店、オフィスビルのZEB化改修により年間エネルギー収支プラスを達成

  • 2017年5月24日
  • エネクトニュース
竹中工務店の東関東支店
株式会社竹中工務店は、オフィスビルのネット・ゼロエネルギービルディング(ZEB)化改修を実施して、2016年5月より本格運用を開始した結果、2017年4月時点で1年間の創エネルギーがエネルギー消費量を上回ったことを、2017年5月17日に発表した。

一次エネルギー消費量を約71%削減
今回ZEB化改修が行われたオフィスビルは、現在竹中工務店の東関東支店として使用しているオフィスビルで、実際に使用しているオフィスで執務を続けながら改修を行い、ZEB化を達成した国内初の事例となるとのことだ。

省エネ化としては、建物全体の断熱性を高め、新規開発の小型デシカント空調機と地中熱・太陽熱を直接利用する放射空調により、快適な室内環境を実現しながら空調エネルギー削減を行った。

他にも、照明のLED化と外付けブラインドの自動制御による自然採光の最大限利用より照明電力の削減を行うなどして、改修前と比較して一次エネルギー消費量を約71%削減することを実現し、太陽光発電による年間創エネルギーが年間エネルギー消費量を上回る結果となった。

竹中工務店では今後、今回のプロジェクトで得た知見を活かして、ニーズに応じたZEB化の提案を行っていくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

竹中工務店 プレスリリース
http://www.takenaka.co.jp/news/2017/05/02/index.html

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