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新日鉄住金、ごみ焼却発電事業でさらなる国際的な展開

  • 2017年5月4日
  • エネクトニュース
フィリピンのダバオ市で同社のごみ処理技術を活用
新日鉄住金エンジニアリング株式会社(以下「新日鉄住金エンジニアリング」)は5月2日、環境省の公募事業で同社のプロジェクトが採択されたと発表した。

プロジェクトは同社が北九州市などと共同で実施する廃棄物発電事業。日本の循環産業のノウハウを国際的に展開し、海外でCO2排出削減を支援することを目的としている。具体的にはフィリピンのダバオ市で、廃棄物発電事業のための事前調査と事業化の検討を行う。

同社はJICA採択の事業で、現地におけるごみ焼却発電事業の実現可能性を2015年度から検討していた。今回の事業採択で、さらに廃棄物の減量とエネルギー利用拡大を目的とした事業を推し進めていく。

他2件のプロジェクトでも共同実施者として
新日鉄住金エンジニアリングは、低炭素社会の実現を目指して採択された別の事業にも、共同実施者として加わっている。1つはタイのチェンマイ市におけるごみ処理施設の導入で、もう1つはベトナムのハイフォン市における低炭素化促進事業だ。

同社はごみ焼却発電技術と国内で培ってきたごみ処理施設運営の経験を活かし、これからもグローバルに環境問題に対応しながら、質の高いインフラ整備で貢献していきたいとしている。

(画像は新日鉄住金エンジニアリング公式ホームページより)


▼外部リンク

新日鉄住金エンジニアリング リリース
https://www.eng.nssmc.com/news/detail/331

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