地元の自然特性や地域産業に根ざした再エネの導入・普及
佐賀県は5月8日、県内の再生可能エネルギー(再エネ)の事業化・普及啓発を行う「佐賀県再エネコーディネーター」の派遣事業を開始した。
同コーディネーターは、持続的な地域創生を図ることを目的に、地元の自然特性や地域産業に根ざした再生可能エネルギーの導入・普及を行える人材として、県から認定された有資格者。
佐賀県・佐賀大学・三菱総合研究所が共同で実施した「佐賀再エネパイオニア講座」を修了し、幅広い知識・経験を有した人材17名が認定を受けている。
無料で派遣、県内の再エネ事業化や普及啓発を支援
同事業では、佐賀県内において、小水力発電、風力発電、太陽光発電、木質バイオマス発電、地中熱利用の各再生可能エネルギー分野の事業化を検討する民間事業者や、同分野の普及啓発を行う各種団体などを対象に、同コーディネーターを派遣する。
事業化支援では、再生可能エネルギーの事業計画の策定支援や許認可手続き支援、技術的助言などを実施。一方、普及啓発支援では、セミナーや研修会などで講師を務める。
派遣対象地域は県内全域で、派遣費用は無料。1案件につき2回まで(1回につき4時間まで)派遣が可能だ。
申請は、派遣を希望する日の30日前まで。同県のホームページから申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、郵送(宛先:佐賀県産業労働部 新エネルギー産業課 新エネルギー担当、住所:〒840-8570 佐賀市城内1丁目1番59号)または電子メール(shin-ene@pref.saga.lg.jp)にて申し込むことができる。
(画像は佐賀県ホームページより)
▼外部リンク
佐賀県 プレスリリース
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00354990/index.html