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中部電力、原子力関係の研究で今年の公募結果を発表

  • 2017年4月27日
  • エネクトニュース
基礎研究、安全性向上などの分野で10件を採択
中部電力株式会社(以下「中部電力」)は4月25日、1月から公募していた原子力発電に係わる研究の審査結果を発表した。

中部電力は御前崎市に浜岡原子力発電所を有している。同社の原子力安全技術研究所では研究の強化を図るために、幅広い研究テーマを公募してきた。全国の大学、公的研究機関に所属する研究者を対象に、毎年10件ほどの研究を委託・共同研究として採択する。

今年は原子力に係わる新しい技術の開発と原子力発電所の安全性に関する分野で、それぞれ5つの研究テーマが採択された。

全国の大学からさまざまな研究テーマが
2017年度は2月20日までの公募期間に50件の応募があった。

研究領域は4つあり、原子力利用に関する新技術、原子力発電所の安全性、浜岡原子力発電所の1号機と2号機の廃止措置、3号機から5号機までの保守性と作業性、に資する研究となっている。このうち2つの領域に応募が集中し、1次、2次の審査を経て合計10件の研究が採択された。

採択された研究は2017年度に開始され、期間は2年以内の目安で行われる。年1回研究報告が提出され、中部電力が毎年御前崎市で開催する研究発表の場で成果が発表される。2017年度の研究は、東北大学から琉球大学まで全国8つの大学で行われる。

(画像は中部電力公式ホームページより)


▼外部リンク

中部電力 リリース
https://www.chuden.co.jp/

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