長瀬産業との共同開発
株式会社村田製作所は長瀬産業株式会社との共同で、家庭用太陽光発電・リチウムイオンバッテリーハイブリッドシステムを開発したことを、2017年4月13日に発表した。
クラス最小・最軽量サイズを実現
村田製作所と長瀬産業では、政府によるZEHやスマートハウスの普及促進、電力自由化などによりエネルギー利用に関心が集まっていることから、今回、家庭用太陽光発電・リチウムイオンバッテリーハイブリッドシステムを共同開発した。
開発されたシステムの特徴としては、ハイブリッドパワーコンディショナーが容量約28Lでクラス最小サイズを実現し、リチウムイオンバッテリーも小型軽量を実現しているので設置がしやすい。
また、リチウムイオンバッテリーは壁掛け設置にも対応しており、停電時に自動で自立運転に切り替わる機能や、システム異常発生時のメールアラート機能、発電・消費をスマートフォンでモニターできるなど便利な機能も備えている。
ハイブリッドパワーコンディショナーのサイズは幅525×高さ351.5×奥行152mmで、重さは約23kg、リチウムイオンバッテリーのサイズは幅667×高さ403×奥行158mm、重さは約40kgで、今後、一般家庭向けに低価格で家庭用太陽光発電・リチウムイオンバッテリーハイブリッドシステムの販売を行うとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
村田製作所 プレスリリース
http://www.murata.com/