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三菱マテリアルが地熱発電所の環境アセスメント終了

  • 2018年2月5日
  • エネクトニュース
経済産業大臣から環境計画評価書の確定通知を受領
三菱マテリアル株式会社(以下「三菱マテリアル」)は2月2日、三菱ガス化学株式会社と計画中の安比地熱発電所(仮称)が、経済産業大臣から環境影響評価書の確定通知を受領したと発表した。

両社は岩手県八幡平市で地熱発電事業を行うために、2015年10月に安比地熱株式会社を設立し、環境アセスメントに着手した。環境アセスメントの法的手続きには配慮書、方法書、準備書、評価書の4段階があり通常4年かかるが、NEDOによる環境アセスメント調査早期実施実証事業にも参画した。

当初の予定では2017年11月に行う予定だった評価書届け出が2018年1月15日に完了、適切な環境への配慮がなされており評価書の変更を要しないとの確定通知を受け取った。

出力15MW級の発電が可能な地熱資源が存在
三菱マテリアルと三菱ガス化学は2003年にNEDOによる安比地域の地熱開発促進調査の結果を受け、地熱発電の事業化を検討してきた。

長期にわたる噴気試験や資源量評価を行った結果、出力15MW級の発電規模に相当する地熱資源量の存在が確認され、2015年に環境アセスメントに着手した。

両社は引き続き事業化への検討を進め、環境に配慮した地熱発電所の建設により、CO2排出量抑制と電力安定供給に貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

三菱マテリアル リリース
http://www.mmc.co.jp/

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