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九州電力が新大分発電所でガスタービンを更新

  • 2018年1月26日
  • エネクトニュース
1号系列6台で大幅に省エネおよび環境負荷削減
九州電力株式会社(以下「九州電力」)は1月24日、新大分発電所1号系列のガスタービン更新工事を完了したと発表した。

同発電所1号系列は1991年6月に営業運転を開始し、2009年度からタービン6台の更新を順次進めていた。2011年度から2012年度までは東日本大震災以後の供給力を維持するため一時工事を中止したが、2016年度に再開、1台あたり約190日の工事日数で残り2台の更新を終了した。

更新後の1号系列は出力69万kW、発電効率は従来の48%が51%に上昇、液化天然ガス(LNG)を燃料に複合発電を行う。CO2排出量は年間約20万トン減少、燃料消費量の削減は年間約4万トンに上る見込みだ。

競争力と安定性を備えた電源の確保を目指す
大分県大分市にある九州電力の新大分発電所は、1号系列から3号系列まで合計14台のタービンが設置され、総出力280.44万キロワットを有する。

3号系列の第4軸が2016年6月に設置された以外は、今回更新を終了した1号系列を含めて、いずれも1990年代に運転を開始した。

九州電力はこれからも、競争力と安定性を備えた電源の確保に努めていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

九州電力 リリース
http://www.kyuden.co.jp/press_h180124b-1.html

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