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日本工営が山形県での小水力発電事業に合意

  • 2018年1月24日
  • エネクトニュース
砂防ダムを利用して一般家庭の約1200世帯分
日本工営株式会社(以下「日本工営」)は1月22日、山形県銅山川にある舛玉砂防ダムを用いて水力発電事業を実施することで、地元の大蔵村、もがみ自然エネルギー株式会社と合意したと発表した。

日本工営はインフラの建設コンサルタントと電力エンジニアリングを事業の主軸とし、2008年からは全国で小水力発電事業にも取り組んでいる。現在6発電所を保有・運転中で、自治体の予算措置なしで発電所を建設するなど、先進的な取り組みに積極的だ。

今回の事業では既設の砂防ダムを取水施設として活用し、河川水の高低差を利用して発電を行う。年間発電量は約3500MWh、一般家庭の電力消費量に換算して約1200世帯分に相当する。得られた電力は再生エネルギー固定価格買取制度によって売電する。

長野県高山村に続き砂防ダムを利用する2例目
「おおくら升玉水力発電所」の建設は2018年4月に開始し、2020年8月に完成の予定。日本工営はこれまで長野県高山村においても砂防ダムに発電所を設置しており、今回が2例目となる。

同社は設計から建設、発電所の運営までをワンストップで実施できる強みを活かし、これからも地域のニーズに応える幅広いサービスを提供していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

日本工営 リリース
http://pdf.irpocket.com/C1954/UV5D/a6Lm/vwOq.pdf

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