サイト内
ウェブ

ソーラーフロンティア、CIS系薄膜太陽電池セルで世界最高変換効率22.9%を達成

  • 2017年12月21日
  • エネクトニュース
CIS系薄膜太陽電池セルで世界最高変換効率22.9%達成
ソーラーフロンティア株式会社は12月20日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)との共同研究を通して、CIS系薄膜太陽電池のセル(約1cm2)にて、薄膜太陽電池全体の世界最高記録となるエネルギー変換効率22.9%を達成したと発表した。

今回の値は、2017年11月に産業技術総合研究所(AIST)で確認されたもので、2016年2月にバーデン・ヴュルテンベルク州太陽エネルギー水素研究センター(ZSW)が達成した0.5cm2セルでの世界最高記録(22.6%)を、0.3ポイント上回るものとなる。

なお同社は2015年12月8日に、NEDOとの共同研究を通して、CIS系薄膜太陽電池のセル約0.5cm2にてエネルギー変換効率22.3%となる世界記録を達成し、それまでの世界記録21.7%を0.6ポイント更新していた。

太陽による快適でクリーンな暮らしを全ての人に提供
今回の成果について同社は、CIS光吸収層の改良や光吸収層表面処理の改善等の技術により達成されたもので、同社のCIS薄膜太陽電池技術が着実な進歩を遂げていることを示すものとしている。

また同社は、今後も研究開発の成果を実際の生産現場に適用することで、高い実発電量と競争力のある発電コストを全ての顧客に届けるとともに、今回の成果を礎としてCIS薄膜太陽電池技術の潜在力を追求し、太陽による快適でクリーンな暮らしを全ての人に提供していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ソーラーフロンティア株式会社 プレスリリース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/

(参考)変換効率 22.3%達成記事:2015年12月8日付
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/pdf/

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。