自然由来のビューティプロダクトで世界中の女性を虜にする「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」。ブランドディレクターのヴィクトワール・ドゥ・タイヤックさんが19世紀の美意識を反映させたデザインの美しさで、憧れギフトとしても人気です。
異動の餞別として、新生活への応援として。この春プレゼントしたいビュリーアイテムを、ヴィクトワールさんに選んでいただきました。(全3回の3回目/最初から読む)
――ビュリーでギフトを選ぶのが楽しいのは、パッケージやカリグラフィーといった“製品以外”のおもてなしが嬉しいからなのだと、いつも思います。ぜひいくつかの製品をご紹介ください!
贈りものというのは、そもそも贈る相手に愛情を伝えることが目的だと思うので、ビュリーの製品そのものもそうですが、カリグラフィーで伝えるメッセージやお名前、美しいラッピングなどが積み重なって、さらに思いが伝わるのではないでしょうか。
ビュリーの香り付きのアイテムはどれもギフトとしてとても人気です。もちろん、それだけでなく、ご自身のために買われる方もたくさんいらっしゃいます。私が毎日愛用しているプロダクトや世界中の店舗で人気のアイテムをご紹介したいと思います。
「昔からローズウォーターというバラをメインとした化粧水がとにかく好きなんです。ビュリーではこの化粧水がバラの蒸留水を主成分にしたものなので、ずっと愛用しています。他のビューティプロダクトも全部好きなのですが、やはりフォーミュラやパッケージのイラストなども含めて、総合的に一番気に入っているのがこのアイテムです」(ヴィクトワールさん)
オー・スゥペールフィヌ
https://buly1803.jp/products/eau-superfine/
「このバスソルトをお風呂に入れた瞬間にバスルームに香りがワーッと広がるんです。私はお花の香りが好きですが、用途に合わせて全種類使っています。香りがすごくいいので気分を高めてくれるときもあれば、リラックスさせてくれることもある。お値段が少し高く感じるかもしれませんが、プレゼントに最適です。もちろん自分用にも!」(ヴィクトワールさん)
セル・ドゥ・バン・オドリフェラン
https://buly1803.jp/collections/%E9%A6%99%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%83%88/
「コームは種類も多いうえ、刻印によるカスタマイズが可能なので思い出の品にもなると思います。パーソナライズできるのはとても嬉しいですよね」(ヴィクトワールさん)
コーム各種
https://buly1803.jp/collections/oub-combs/
「中性せっけんもおすすめです。とにかく香りが豊かなんです。パッケージを開けた瞬間にふわっと香りが漂ってくるので、人気ですね。バスソルトと同様、少しお値段が張るので、自分用というよりもギフトとして購入される方が多いと思います。せっけんは誰もが使うので、どなたに差し上げても喜ばれると思います」(ヴィクトワールさん)
サヴォン・スゥペールファン
https://buly1803.jp/collections/savon-supefin/
「このハンドクリームもギフトとしておすすめしたいアイテムのひとつ。手を使うお仕事の方に贈るのもいいと思います」(ヴィクトワールさん)
ポマード・コンクレット
https://buly1803.jp/products/pommade-concrete/
植物由来成分のリップバーム。カラフルなカラーのケースとペーパーを選べて、刻印を入れるなどのカスタマイズが可能。ネオンカラーやレザー調マテリアルなど、贈る相手のイメージに合わせて組み合わせれば、特別な一品に! 無色、かつ無香料なので、男性へのギフトにも。
ボーム・デ・ミューズ
https://buly1803.jp/collections/baume-des-muses/
ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のブランドディレクター。人気セレクトショップのPRなどを務めたのち、2014年、夫であるラムダン・トゥアミ氏と共に1803年にパリで開店した総合美容専門店を復活させた。『三銃士』に登場するボルトスのモデルとなった人物にも連なるフランスの名門貴族出身で、美の歴史に深い知見をもつ。ビュリーは、アイテムだけでなく、店舗やパッケージにいたるまで洗練された世界観にも、日本をはじめ各国にファンが多い。
文=前田美保
撮影=橋本 篤