2024年11月16日(土)6:29に、月は満月となります。
約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、牡牛座に入座しています。
この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。
秋の山が紅葉する様子を、山装う(やまよそおう)といいます。
冬が始まる前のこの季節は、なんとなく愛おしいものです。
月が牡牛座で満月になる日は、いつも以上に五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)が敏感になります。
この日は土曜日になりますが、あまり予定を詰め込まずによい香りで部屋を満たし、ゆったりとした気分で音楽を聞いたりと、五感が喜ぶことをするとよいでしょう。
またこの満月は美食を愛します。美味しいものを食べる幸せも味わってください。
気心の知れた友だち少人数でだれかの家に集まり、ホームパーティを開くのもおすすめです。
またこの満月に対し、牡牛座の天王星が合、山羊座の冥王星がトライン(120度)、魚座の海王星がセクスタイル(60度)になるので、快適で安定した暮らしを築くための第一歩が踏み出せそうです。
11月の満月はビーバームーン(ビーバー月)、イニシエートムーン(洗礼月)、ノーネームムーン(名無し月)などと呼ばれます。
満月を眺めながら、リラックスしましょう。
〈『ムーンカレンダー』(リボンシップ)より〉
岡本翔子(おかもと しょうこ)
心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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文=岡本翔子