2024年9月18日(水)11:34(部分月食11:45:00)に、月は満月となります。
約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、魚座に入座しています。
この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。
秋はお月見の季節。今年の中秋の名月は、満月前日の9月17日。その翌日9月18日、月は魚座で満月となります。
この満月は部分月食を伴いますが、日本では観測できません。魚座の満月はすべての人をアーティストにします。
満月に魚座の守護星、海王星が並ぶので、よりいっそう想像力や感受性が豊かになります。
あらゆる種類の表現活動(美術・音楽・文芸・演劇・ダンス)を魚座の満月は応援します。
またこの日は人の気持ちに寄り添う優しさも授かります。魚座の満月は、人の心を癒やす力があるからです。
ただし双子座の木星と不調和な角度となるので、金銭感覚がアバウトになったり、時間にもルーズになりがち。
事務作業にはあまり向かない日です。むしろだれもがロマンティストになるので、だれかに愛を伝えたい人は、魚座の満月の力を借りるとよいでしょう。
9月の満月はハーベストムーン(収穫月)、フルーツムーン(果実月)と呼ばれています。この満月から、あなたは何を収穫したいと思いますか。
〈『ムーンカレンダー』(リボンシップ)より〉
岡本翔子 (おかもと しょうこ)
占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。
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文=岡本翔子