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【大分県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。風情豊かな城下町に2万本の竹灯籠が灯る

  • 2024年10月12日
  • CREA WEB

 暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。

 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。

「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!


◆第25回 たけた竹灯籠「竹楽」2024


たけた竹灯籠 竹楽。

 大分県はマダケの竹材生産量が日本一。その上質な竹を使い、美しい竹灯りで県を盛り上げようと始まったのが「大分三大竹灯り」だ。

 その中の1つ「竹楽」は毎年11月第3週の週末に開催され、十六羅漢や武家屋敷通り、廣瀬神社など、風情豊かな城下町に2万本の竹灯籠がずらりと並ぶ。

開催期間:2024年11月15日(金)〜17日(日)
点灯16:00〜21:30(最終日は21:00まで)

第25回 たけた竹灯籠「竹楽」 2024(たけたたけとうろう ちくらく)

所在地 大分県竹田市城下町一円
https://taketa.guide/topics/detail/5bccc583-9bb3-4c67-a070-08cb100991ae

◆九酔渓


九酔渓。

「九酔渓」は、玖珠川流域に約2キロメートルにわたり断崖絶壁が続くV字渓谷。渓谷内の道路にヘアピンのようにカーブしている箇所が連続してあることから、「十三曲がり」とも呼ばれている。

 紅葉の名所として有名で、秋になるとモミやツガ、カツラなどの渓谷林が錦に染まり、多彩な紅葉に包まれながらドライブを満喫できる。

 食事処・桂茶屋の展望台から渓谷を一望することができ、ここのテラスから眺める紅葉も趣たっぷり。近くには温泉宿「つれづれ」もあり、温泉は立ち寄り利用も可能だ。

 紅葉は、峠の展望台のほか、日本一の人道大吊橋「九重“夢”大吊橋」からも眺めることができます。

紅葉の見ごろの時期:11月上旬〜中旬

九酔渓(きゅうすいけい)

所在地 大分県玖珠郡九重町田野
https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4738

◆宝生寺


宝生寺。

「宝生寺」は、約800年の歴史をもつ臨済宗妙心寺派の寺院。庭園の美しさが評判で、境内では市の有形文化財指定の石幢や石塔も見られる。

 豊後大野市の代表的な紅葉の名所であり、モミジを中心に鮮やかな彩りに染まった光景は、「彩の宝生寺」「宝生寺の秋」と称されるほど。

 紅葉の時期にはライトアップも行われ、暗闇に浮かび上がる木々や本堂が池の水面に幻想的に映し出される。

紅葉の見ごろの時期:11月上旬〜下旬
ライトアップの日程:2024年は11月3日(日)〜10日(日)17:30〜21:00

宝生寺(ほうしょうじ)

所在地 大分県豊後大野市清川町宇田枝1639
https://sato-no-tabi.jp/introduce/宝生寺/

◆耶馬渓ダム記念公園 溪石園


耶馬渓ダム記念公園 溪石園。

「耶馬渓ダム記念公園 溪石園」は、1987年(昭和62年)、耶馬渓ダムの完成記念に造られた約2万平方メートルの日本庭園。100種3万1,000本以上の樹木や池、岩、滝などがあり、ダムの水や数万個の耶馬溪の数万個の石によって耶馬溪の渓流が再現されている。

 園内全体が鮮やかな色に染まる紅葉の時期の美しさは圧巻。庭園のシンボルとなっている朱色の橋も紅葉と調和し、フォトジェニックな光景に。50種2万本の樹木に池、岩、滝などが四季折々に、見事な調和を見せる公園だ。

 また、期間限定でライトアップも行われ、赤、オレンジ、青、緑、紫といった原色の光で、紅葉が幻想的に演出される。

紅葉の見ごろの時期:10月下旬〜11月中旬

耶馬溪ダム記念公園 溪石園(やばけいダムきねんこうえん けいせきえん)

所在地 大分県中津市耶馬溪町大字大島2286−1
https://nakatsuyaba.com/?introduce=keisekien

◆普現寺


普現寺。

 普現寺は、大分県で語り継がれる民話の主人公「吉四六(きっちょむ)さん」のモデルとなった、広田吉右衛門氏の菩提寺。県内でも有名な紅葉の名所であり、見ごろの時期には多くの見物客が訪れる。

 境内の約200本のモミジが色づく様は壮観で、散ってもなお参道を絨毯のように赤く染める。また、荘厳な「普賢菩薩」を囲むように枝を伸ばすモミジは、神秘的で趣がある。

※見ごろの時期:11月中旬〜11月下旬

普現寺(ふげんじ)

所在地 大分県臼杵市野津町野津市1346
https://www.usuki-kanko.com/sightseeing/普現寺(紅葉)

◆富貴寺大堂


富貴寺大堂。

 国宝の富貴寺大堂は現存する九州最古の木造建築物(平安時代後期)で、平等院鳳凰堂、中尊寺金色堂と並ぶ、日本三阿弥陀堂の1つといわれている。美しい新緑や紅葉、雪景色など四季折々の風景が印象的な寺院だ。

 秋には、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたかのようなイチョウの落葉が見られ、その光景は圧巻の美しさ。

富貴寺大堂(ふきじおおどう)

所在地 大分県豊後高田市田染蕗2395
https://www.city.bungotakada.oita.jp/site/showanomachi/1251.html

◆御霊もみじ


御霊もみじ。

 耶馬渓の紅葉が見ごろを終える頃に、見ごろを迎える御霊もみじ。紅葉の穴場として知る人ぞ知るスポットで、その姿を収めようと毎年多くのカメラマンが訪れている。

 苔むした御霊神社の参道の階段の両脇にあるモミジが紅葉している様子は神秘的ともいえる美しさ。参道上に落ちた色とりどりの落ち葉は絨毯のようで、見ごたえたっぷり。

御霊もみじ(ごりょうもみじ)

所在地 大分県中津市耶馬溪町大字戸原
https://nakatsuyaba.com/?introduce=goryomomiji

◆るるパーク(大分農業文化公園)のコキア


るるパーク(大分農業文化公園)のコキア。

 るるパーク(大分農業文化公園)は、広大な敷地に花畑や大型遊具やキャンプ場が備わる公園。約5,000平方メートルのフラワーガーデンには、四季折々の花々が咲き誇り、訪れる人に癒やしの時間を与えてくれる。

 7月から11月上旬には4,200本のコキア(ホウキギ)が登場。緑色から赤色、赤色から金色と、季節とともに色を変えるかわいくて珍しい植物で、10月ごろは燃えるように真っ赤なコキアが見られる。

大分農業文化公園のコキア(おおいたのうぎょうぶんかこうえんのコキア)

所在地 大分県杵築市山香町大字日指1-1
https://www.oita-agri-park.or.jp/

◆福貴野の滝


福貴野の滝。

 福貴野の滝は、雄滝と雌滝からなる、高さ65メートルを誇る名瀑。滝を裏から見ることができるので、別名「裏見の滝」と呼ばれる。また、「龍泉寺の滝」ともいわれ、龍泉寺の裏にある滝見台から見下ろす景観は、文人墨客が好んで作品にするほどの美しさだ。

福貴野の滝(ふきののたき)

所在地 大分県宇佐市安心院町山ノ口
https://www.city.usa.oita.jp/tourist/touristspot/touristspot2/touristspot3/10155.html

◆いいちこ日田蒸留所


いいちこ日田蒸留所。

 国内外で愛飲される麦焼酎「いいちこ」をはじめ、ワイン、日本酒、ブランデーなど、多様な商品を手がける総合醸造企業「三和酒類」。「水郷日田」と呼ばれる日田市にある「いいちこ日田蒸留所」では、焼酎の製造施設を見学できるだけでなく、紅葉狩りも楽しめる。

 秋が深まると敷地内の広葉樹が赤やオレンジに染まり、正門前のモミジ並木や「紅葉池」などの見どころを散策路に沿って歩いて巡ることができる。

 また、オリジナル商品やグッズの販売などもある。一番人気の商品は、日田蒸留所限定のいいちこ原酒200mlの3種セット。

 日田蒸留所では、工場内で実際に稼働中の仕込タンクや蒸留機を見学できるほか、試飲コーナーでは、原酒や貯蔵酒のテイスティングも。ほろ酔い気分で、秋の絶景を楽しんで。

紅葉の見ごろの時期:10月下旬〜11月中旬

いいちこ日田蒸留所(いいちこひたじょうりゅうじょ)

所在地 大分県日田市西有田810-1
https://www.sanwa-shurui.co.jp/factory/hita/

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=CREA編集部

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