2022年5月30日(月)20:31に、月は新月となります。
約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、双子座に入座しています。
この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。
年を重ねると、日々の生活を無難にこなすことが最優先になりがちです。
言うまでもなく、それは生きていくうえで必要なことではあるけれど、決まりきったルーティンの繰り返しは人の心を疲弊させてしまいます。
そんな平凡な毎日に風穴をあける絶好のチャンスを与えてくれるのが、この双子座の新月です。双子座の新月の日は、情報収集力やコミュニケーション力が高まります。
この日は、好奇心が旺盛になると同時に行動力も増すため、フットワーク軽く新しいものに飛び込んでいけるのです。
また双子座の新月の日には、現状をよりよく変えるアイデアや柔軟性がもたらされます。
自分の進んできた道に対し、「方向転換もありかも」と変化を楽しむ好奇心が授かるのも、双子座の新月ならでは。
大切な人、もっと仲良くなりたい人にSNSのメッセージやメールを送り、コンタクトを取るのもよいでしょう。
この日は新月に対し、牡羊座を運行中の火星と木星がセクスタイル(60度)を作ります。
未来に向けて発展的なヴィジョンが描ける日です。
〈『MOONBOOK 2022』(MdN)より〉
岡本翔子 (おかもと しょうこ)
占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。
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文=岡本翔子