サイト内
ウェブ

奈良公園内初のリゾート型ホテル 隈 研吾氏デザインの「ふふ 奈良」

  • 2020年7月8日
  • CREA WEB

“漢方生薬の食体験”と“客室アート”で古都奈良の魅力を満喫!


歴史ある庭園を眺めながら食事が楽しめる、墨色を基調にしたシックな印象の「日本料理 滴翠」の外観。ランチ、カフェタイム、ディナーはビジター利用も可能。

 2020年6月5日(金)、奈良公園内では初となるリゾートタイプのラグジュアリーホテル「ふふ 奈良」がグランドオープンした。

 デザインを担当したのは、「春日山のおおらかな自然と中世の寺院遺構が残る奈良公園・鷺池のほとりに、世界でも類をみない、庭を愉しむ和のスモールラグジュアリーをデザインしました」と語る、世界的建築家の隈研吾氏だ。


ランドスケープアーキテクト宮城俊作氏が手掛けた中庭は、ロビーから宿泊ゲストだけが見ることのできる景色。またロビーに配された花器は「ふふ 奈良」のためにオリジナルで制作されたもので、奈良の華道家・生駒敦氏が花を生ける。

 館内には、奈良の伝統工芸品やアートが随所に。

 美しい歴史と文化が根付く場所である奈良の奥深い伝統、進化しながら受け継がれてきた職人技をそこここで感じることができる。


ふふ ラグジュアリープレミアムスイート。掘り込みリビングの先には、広いテラスと天然温泉を引いた露天風呂も。懐かしさと新しさを感じながら、居心地よい時間を過ごすことができる。

 全室プライベート露天風呂(天然温泉)付きの客室は5タイプ、全30室。墨や古木などを使用するなど、客室にも奈良の職人技がふんだんに取り入れられている。

 日本古来の“座する”をテーマにデザインされた堀り込みリビングのある部屋は、日本人がかつて集いの場としていた縁側の過ごし方を現代のリビングに蘇らせたものだという。

 掘り込みリビングの部屋の段差は、快適なソファの役目をしたり、昼寝の布団になったり、はたまた座卓にもなる。ゲストそれぞれのスタイルを創造してくれる造りとなっているのだ。

 館内や客室のデザイン&アートへのこだわりとともに、「ふふ 奈良」が歴史ある奈良の真髄を感じさせてくれるアイデアは、ここでしか味わえない“食体験”にもある。


地産地消・和ハーブを使った「日本料理 滴翠」のディナーコースより、焼物「大和牛和紅茶焼き」。柿の葉や当帰葉、ドクダミを燻し、和紅茶に絡めて焼いた大和牛をキハダの皮に盛り付けた1品。大和味噌、蓮の実を使ったソースでいただく。

 奈良県は漢方にゆかりが深く、推古天皇の時代(611年)に薬草が伝わり、聖徳太子の時代にはすでに薬草摘みが行われていたことが「日本書紀」に記されている。

 そんな奈良では、現在でも“大和当帰”をはじめ、生薬といわれる“芍薬”、“ウイキョウ”などが生産されており、近年再び注目されるようになっているのだとか。

 そこで「ふふ 奈良」の「日本料理 滴翠」では、大和野菜や和ハーブ、地産の食材を使った料理を考案。

 食材を最大限に活かす調理法に加えて、和漢や生薬を巧みに取り入れたメニューを多数揃えている。


ランチメニューより「和漢の香り焼きカレー」。大和当帰や芍薬など、奈良ならではの生薬と季節に合わせた大和野菜をふんだんに使用した、体にやさしいオリジナルカレー。

 そして関西圏では初出店となる、フランスの高級スキンケアSISLEYの「Spa by sisley」にも注目したい。

 このスパでは「ふふ 奈良」オリジナル、しかも世界初(!)の薬湯を取り入れたトリートメントが受けられるのだ。

 さらに奈良の自然と神聖な寺院の空気を体いっぱいに感じることができる、ハイキングやガイドウォークなどのエクスカーションにもぜひ参加してみたい。

 奈良公園の一角に位置する「ふふ 奈良」は、奈良の魅力をとことん満喫させてくれるのはもちろん、上質かつラグジュアリーな大人の旅を実現してくれるホテルといえそうだ。

ふふ 奈良

所在地 奈良県奈良市高畑町1184-1
電話番号 0557-52-6606
https://fufunara.jp/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) Bungeishunju ltd. All Rights Reserved.