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長崎・五島でのんびり島旅 1日目 大自然に溶け込む神秘的な教会群へ

  • 2019年9月20日
  • CREA WEB

ここだけでしか見られない
入り組んだ海岸線が織りなす自然美


長崎港から西へ約100km。大小あわせて152の島々が連なる五島列島。

 近年の日本は旅行ブームで、有名観光地はどこも人でいっぱい。次の休みは、穴場でのんびり過ごしたいなあ、そう考えたことはありませんか?

 そんな方におすすめなのが、長崎県の五島列島。

 首都圏からはちょっと遠いけれど、透き通ったエメラルドブルーの海に、入り組んだ海岸線が織りなす自然美は唯一無二。また、珍しい形の火山が多く、島のいたるところで雄大な景観を眺めることができます。


透明度が高く人気の高浜海水浴場。見たことのない遠浅の海が広がります。

 そして、昨年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録された五島列島は、文化・歴史的にもホットなスポット。

 18世紀、五島列島には、江戸幕府のキリスト教禁教令から逃れるために数多くの潜伏キリシタンたちが移住。

 彼らは秘密裏に信仰を続け、19世紀後半に信仰の自由が認められるようになると、島内に次々と教会を建設しました。

 それらの教会群は建築としても見応えがあり、また潜伏キリシタンの悲しくも力強い歴史を今に伝えています。


潜伏キリシタンの歴史を伝える堂崎教会(1880年創建)。

海を望むように立つ水ノ浦教会(1880年創建)。白亜の外観が美しく、木造の教会としては国内最大規模。

 そんななか、五島列島・福江島に昨年オープンしたグランピング施設「Nordisk Village Goto Islands」が、メルセデス・ベンツの新型Bクラスの試乗付きの宿泊プラン「ヒュッゲな会話が弾む宿泊プラン」を販売開始。

 ヒュッゲとは、デンマーク語で「居心地が良い」という意味。昼はあこがれのベンツで島内を観光して、夜はゆっくりグランピング……のんびりしたい人にはうってつけのこのプランとともに、さっそく編集部員Mが1泊2日で五島列島を初体験してきました。

 目指すは、五島列島で最大の面積をほこる福江島。4万人弱が住む、五島の行政、経済の中心です。

 都心からのアクセスは、羽田空港から飛行機で長崎空港まで約2時間、バスで長崎港へ約1時間、ジェットフォイルという船で福江港へ約1時間半。

 待ち時間も含めるとなんと計6時間の長旅! 台湾やグアムなんかに海外旅行するよりも時間がかかりますが、飛行機にバスにフェリーとさまざまな乗り物に乗ることができ、その分、旅情が高まります。


こちらが今回乗船したジェットフォイル。1日2〜7便が運航。

もし天気がよければ、ジェットフォイルの窓からキラキラ輝く長崎の海を堪能できます。

 福江港の周辺は建物も多く、栄えていましたが、少し車を走らせると緑の濃い自然豊かな風景が広がります。なお、教会群や、ビーチ、絶景ポイントなどの名所は島中に点在しているので、観光に車は欠かせません。

歴史の重みを感じる
神秘的なゴシック様式の教会群

 さて、はじめに訪れたのが、福江島のシンボル的教会である堂崎教会。明治時代に禁教令が解かれたあと、福江島北東の堂崎に、五島キリシタン復興の任を帯びたフランス人宣教師たちが駐在、五島列島における最初の教会を建てました。


堂崎教会。赤レンガのゴシック様式はヨーロッパの典型的な教会スタイル。

外のレリーフや銅像で、潜伏キリシタンの歴史を学べるようになっています。

庭の一角、木々に覆われた場所に、潜伏キリシタンがお祈りに使っていたクルス地蔵が保存されていました。

 教会内部は資料館となっているのですが、これがとても興味深い。

 潜伏キリシタンの人々は、キリシタンと分からないようにひそかに信仰を続けるため、石や貝など身近なものに十字架を描いて、独自の信仰対象を作っており、それが印象に残りました。


堂崎教会のすぐそばには、笑顔のかわいいおばあちゃんが店番をつとめる名物カフェ「BABY QOO」があります。「チリンチリンアイス」(300円)などを販売中。

堂崎教会

所在地 長崎県五島市奥浦町堂崎2019

「潜伏キリシタン」と
「かくれキリシタン」

 続いて訪れたのは、堂崎教会とともに潜伏キリシタンの歴史を刻む楠原教会。こちらもレンガ造りのゴシック様式の教会ですが、屋根だけは瓦で日本風。教会の中は、ステンドグラスに光が差し込み、厳かな雰囲気に満ちていました。


赤レンガ+日本瓦という和洋折衷の風貌が珍しい楠原教会。

 ちなみに、「潜伏キリシタン」と「かくれキリシタン」という2語、混同して使われがちですが、意味は少し異なります。

「潜伏キリシタン」は、江戸幕府がキリスト教の信仰を禁じた約250年の間に潜伏して信仰を続けた人々のことを指し、「かくれキリシタン」は、禁教が解かれたあとも独自に信仰を続けている人々のこと。


楠原教会の境内の一角にあるかわいい像たちは、1917年にポルトガルの小さな町・ファティマで起きた聖母出現の奇跡を表したもので、お祈りの場として使われている。

 江戸時代に潜伏キリシタンが多数移住した五島列島には、今もカトリック信徒数が多く、全人口の14.6パーセントを占めます。これは、日本のカトリック信徒の割合である0.3パーセントに比べると、格段に高い数字(「五島市教会巡りハンドブック」より)。

 こちらの楠原教会では現役でミサが行われています。はるか昔、受難の日々を送りながらも信仰を諦めなかった人々、そして今も信仰を続ける人々に思いを馳せながら、観光してみてはいかがでしょう。

楠原教会

所在地 長崎県五島市岐宿町楠原736番地3

超ダイナミック! 夕日を
100メートルの断崖から眺める

 夕暮れには、ぜひ福江島南西端の「大瀬崎灯台」へ。

 映画『悪人』のロケ地にも選ばれたこちら、展望台からは、高さ100〜150メートルの切り立った断崖と、東シナ海のダイナミックなパノラマを楽しめます。天気がいいときは、はるか向こうに中国大陸を望めることも。


展望台からの眺め。遠くにポツンと見えるのが大瀬崎灯台です。灯台まではこの展望台の駐車場から歩いて約30分(今回は断念)。現地のかたいわく、行きは下りで楽ですが、帰りは登りなので大変とのこと。

灯台とは別の方角もこれまたダイナミック。

 外海に面している場所はこのように荒々しい雰囲気ですが島内部の海は波もなく、まるで湖のようです。

 大瀬崎への行き帰りの車中では、まるでボリビアのウユニ塩湖のように、夕日が海に反射するきれいな風景を何度も見かけました。こういった名も無い美景があちこちにちりばめられているのも、五島列島の魅力の一つですね。


夕焼け空が波のない海に反射して、まるでウユニ塩湖のよう。

大瀬崎灯台

所在地 長崎県五島市玉之浦町玉之浦

島内の絶景巡りは
メルセデス・ベンツの
新型Bクラスで

 さて、「Nordisk Village Goto Islands」の「ヒュッゲな会話が弾む宿泊プラン」では、2019年6月に、7年ぶりにリニューアルフルモデルチェンジした、メルセデス・ベンツの新型Bクラスで島内を巡ることができます。


新型Bクラス。スポーティなエクステリアと、黒を基調にした高級感のあるインテリアが特徴。

 広い室内空間と静かな乗り心地は快適そのもの。なにより「メルセデス・ベンツで海岸線をドライブ」という特別な体験にテンションが上がります!


福江島のうねうね道をドライブ。試乗車には、ステアリングアシストなど最先端の安全システムが搭載されているので、運転に慣れていない人でも安心。

 もっとも興味を惹かれたのは、今回の新型で初めて搭載された対話システムの「MBUX」。

 車の中で「ハイ メルセデス」と大きめの声で呼びかけて用件を言うと、自動でカーナビをセットしてくれたり、エアコンの温度やインテリアの色を変えたりしてくれるんです。


カーナビ部分は全面タッチパネル。まるでスマホのように操ることができます。

 iPhoneのSiriやAmazonのAlexaのように、音声認識による対話システムは一般的になってきていますが、ついにクルマにも対話システムが載る時代になったのか、と感慨深い気持ち。

 ドライバーは、たとえ助手席の人が疲れて寝てしまったとしても、「メルセデス」と遊べば退屈しらずです。

 次回はいよいよ「Nordisk Village Goto Island」へ。アジア初出店の北欧最新グランピングの実力を体験します。

Nordisk Village Goto Island
「ヒュッゲな会話が弾む宿泊プラン」

宿泊期間 2019年12月27日(金)まで
https://www.nordiskvillage.jp/

文=CREA WEB編集部

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