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保存食の「塩レモン」ですぐできる! ブルグルサラダを持ってピクニックに出発

  • 2018年7月13日
  • CREA WEB

晴れたベルリンでは
ランチも昼寝も外が定番


会社の同僚だというみなさん。仕事の後のピクニックだそう。しかもこのピクニックにかかった費用は会社が払ってくれるらしい。ベルリン面白い!

 こんにちは。ベルリン在住あっこです。

 ベルリンはドイツの北東に位置し、東にポーランド、北にデンマークとまさに北欧と東欧の境目にあります。私は2012年2月1日に初めてベルリンの地を踏みましたが、その日の気温はマイナス18度でした。寒! 太陽が出ていないと薄暗く、肌寒い。廃墟や空き地には落書きだらけ。街も飾り気がないので鬱々とした気分になってきます。

 年によっては夏でも毎日タイツをはいているくらい寒い時もあり、他のヨーロッパ諸国、特にスペインやポルトガル、イタリアなど南から移り住んで来る若い人たちはみんな天気について文句やジョークばかり言っています。

 2018年はなぜか5月頭から夏のような天気が続いて、時には33度まで気温が上昇! 快晴で風が気持ちいい! という、天国のような天気が続いていて、奇跡です。友達も「グローバル・ウォーミング(温暖化)だ!」と騒いでいます。

 普段は本当に太陽がレアなので、突然天気が良い日があると慌てて外に飛び出し、公園でビキニにサングラスでアイスを食べます。海がないベルリン。白い砂を敷き詰め、ビーチ・チェアーでビールを飲むビア・ガーデンなどが結構存在し、海気分を演出していることが余計に哀しさを誘います。

 人間は太陽を浴びると体内でビタミンDが生成されますが、不足すると落ち込んで鬱の症状が出るため、特に日照時間の短い冬はみんなサプリで補います。暗い気分を打破するためにも少しでも太陽に当たろうと、天気の良い日は読書も外で、ランチも外で、コンピューターも、昼寝も、お酒を飲むのも外でします。


街の真ん中に見つけた誰もいない空き地でピクニック。この空き地は現在高級マンション建設中でなくなってしまった。ベルリンのジェントリフィケーション(都市再開発)はかなり深刻。

 そんなわけで、朝起きて「あ! やば! 天気いい!」となったら、ピクニックをするのが定番。海のかわりにシュプレーという川の横の芝生で白鳥を眺めながら、公園の芝生や木陰で、少し郊外まで行って湖で、などいろいろなバリエーションでみんな太陽を楽しみます。

すぐにピクニックへ出発できる
ブルグルサラダ


冷蔵庫で冷やしておいても美味しくて、お弁当にもぴったり。

 今日紹介するブルグル(挽き割り小麦)のレシピは、一昨年の突然めちゃくちゃ晴れた日の朝、友達から太陽を浴びに行こうとピクニックのお誘いを受けたが、日曜でスーパーが開いてない! でも太陽が雲に隠れる前に出かけないと! と慌てて冷蔵庫や棚をチェックし、ブルグル! すぐに炊ける! オリーブ! ケッパー! 塩レモン! ドライトマトー!!!!! 全部合うでしょこれは! と生まれました。持つべきものは保存食! 

●「ブルグルサラダ」のレシピ


食感が楽しいトルコの定番食材「ブルグル」はドイツではかなりポピュラー。

■材料(3、4人分)

・ブルグル:1カップ(この時はキヌアを少々混ぜました)
・水:ブルグルのパッケージに書いてある分量
・オリーブオイル:大さじ3
・輪切りオリーブ:大さじ大盛り1
・ケッパーの酢漬け:大さじ大盛り1
・ドライトマト:25g
・塩レモン:くし切り1.5〜2個分
・ルッコラ、チコリ、ほうれん草、エンダイブ、フェンネルなど冷蔵庫にある野菜や、パクチー、パセリ、三つ葉などハーブなんでも(今回は紫キャベツ2掴み、ルッコラ2掴み、人参小2本を使いました)


材料はこちら。冷蔵庫にある野菜やハーブなどなんでも投入!


■作り方

(1) ブルグルに、水と粗く刻んだドライトマトを入れて火にかける。最初は強火で、沸騰したらすぐ極弱火にして15分ほど鍋で炊く。水がなくなったら味見してまだ硬ければ水(分量外)を足す。(注:キヌアなど他の材料を使う場合があったり、ブルグルの大きさによって水の量が違ったりするので、それぞれパッケージに書いてある分量や時間を目安にしてください)
(2) ブルグルを炊いている間に、上記写真のように食べやすい大きさに野菜を切る。
(3) ブルグルが炊けたら、蓋をしたまま15分ほど蒸らす。
(4) 蒸し終えたブルグルをさっくり空気を含ませながら混ぜ、ボウルに移して粗熱を取る。オリーブオイルを回しかけ、よく混ぜて、ブルグルのまわりをコーティングする。
(5) 粗熱が取れたら輪切りオリーブ、ケッパー、刻んだ塩レモンを混ぜる。
(6) 最後に2の生野菜をサクッと混ぜて、出来上がり。

 ドイツにはトルコの次にトルコ人がたくさんいるので、トルコの定番食材ブルグルはかなりポピュラーです。

 日本語では「挽き割り小麦」という名前の、パスタに使われるデュラム小麦を挽いたもので、クスクスの粒が大きくなった感じですが、外皮や胚芽を取らずに挽いてあるためクスクスと比べてかなり栄養価が高く、また歯ごたえもあり、噛むのが楽しい食べ物です。

 グルテンアレルギーの方はキヌアやきびやワイルド・ライスなど別の穀物を使ってください。

 私は一回の食事で色々な食材を食べるのが好きなので、色々な穀物を混ぜて炊いて作ったりもします。味付けはオリーブ、ケッパー、ドライトマト、塩レモンのバリエーション豊かな塩気と酸味。疲れて買い物に行きたくない時にもパパッとできますし、これからの季節には冷蔵庫で冷やしておいても美味しくて、お弁当にもぴったり。

 塩レモンはアクセントになる爽やかで華のあるフレーバーで重宝します。一度にたくさん使いませんから、一回作ったらかなり持ちますよ! サラダだけでなく、スープや、炒め物、ご飯ものにも、サンドイッチにも使えるので、常備していると超頼りになる助っ人です。私は無くなったら急いでまた作ります。

常備食材「塩レモン」


常温保存で半年は余裕!

 よく洗った無農薬レモンを量り、好みの大きさに切る(私はいつもくし切り)。レモンの重さの10〜15%の塩をレモンと交互に清潔なビンに入れ、常温で置いておく。時々上下を返して塩がまんべんなくいきわたるようにする。水がビンの上まできたら出来上がり。

 10日くらいからトロッとしていい感じになってきます。常温保存で半年は余裕で大丈夫です。


Photo by sekitas

あっこ(渡辺彰子)

渋谷で6年ちょっとおでん屋をしていたが、震災をきっかけに2012年よりベルリン在住。ROKU_Berlinとしてベジタリアン〜ヴィーガンのケータリング、JA_HAI_YESとしてソーイング。最近、UKとEUではストローなどのプラスチック製品が禁止になる動きがあり、めちゃくちゃ嬉しいです!
ROKU_Berlin https://www.instagram.com/roku_berlin/
JA_HAI_YES https://www.instagram.com/ja_hai_yes/
レシピのビデオ https://www.youtube.com/watch?v=IDwUXM5pIMk

文・撮影・レシピ考案=あっこ

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