
東京タワーや神社仏閣、緑豊かな公園がある港区芝エリア。日本屈指の観光スポットでありながら田町や浜松町が近く、数多くのオフィスビルが立ち並ぶ落ち着いた雰囲気の街です。「LIT COFFEE&TEA STAND」は、スペシャルティコーヒーと日本茶が楽しめるお店。日常的に馴染みのあるコーヒーと日本茶をメインに、月替わりのプリンやドリンクと相性の良いホットサンドがそろっています。観光やショッピングの合間に寄ってみてはいかが。
都営三田線・芝公園駅より徒歩4分。東京タワーや芝公園を背に田町駅方面に歩いて行くと、閑静な芝商店会内にコーヒーと日本茶が楽しめるカフェ「LIT COFFEE&TEA STAND(リット コーヒーアンドティースタンド)」があります。マンションやオフィスビルが近隣にある商店街は飲食店やスーパー、コンビニなど日常生活に欠かせないお店が並び、特にランチタイムは周辺に住む方やでビジネスマンで賑わいます。
コンクリートに囲まれた店内は、シンプルながらも天井には温かみが感じられる木材を使用したモダンで落ち着いた雰囲気。「東京タワーの周辺に宿泊するような外国人観光客がお店にふらっと寄って、日本のカフェって面白いなと思ってもらえるようなお店を目指したので、和の要素を取り入れた内装で造っています。」と話してくれたのはマネージャーの吉田直矢さん。
「LIT COFFEE & TEA STAND」で提供するドリンクは、自家焙煎のスペシャルティコーヒーや日本茶、ソフトドリンクなど種類豊富にそろっています。お店自慢の「ほうじ茶エスプレッソラテ」は、静岡の老舗茶屋「カネイ一言製茶」からオリジナルでブレンドして仕入れた茶葉を使い、エスプレッソマシンで抽出したミルクベースのラテ。
ほうじ茶の茶葉はエスプレッソで抽出するために、やわらかい葉の部分を使用しているのもこだわりのひとつ。コーヒーが入っていないので、コーヒーが苦手な方にもおすすめです。
作り方はコーヒー粉で作るエスプレッソと同じで、タンパーを使用してフィルターに詰め込んだ茶葉を平らに圧縮するタンピングをします。エスプレッソマシンで抽出する時、ふわっと広がるほうじ茶の香りに思わずうっとり。
高圧力で抽出された「ほうじ茶エスプレッソラテ」は、ほうじ茶の香ばしい香りとミルクに混ざり合うしっかりしたコクのバランスが良く、絶妙な甘さとほろ苦さを味わうことができますよ。
一年を通して提供している「オリジナルブレンドの抹茶ラテ」は、下北沢の老舗日本茶専門店「しもきた茶苑大山」の抹茶を使用。福岡八女の抹茶と京都の宇治抹茶をブレンドしています。
抹茶ラテは注文を受けてから1杯ずつ茶筅で点てて作っているので風味も豊か。茶こしで濾しているので舌触りもきめ細やかな仕上がりです。しっかりとした抹茶の苦味とやわらかなお茶の甘味がミルクと合わさって濃厚な味わいが感じられます。口の中で広がるほのかな甘さにほっこり癒されますよ。
ランチにはしっかり食事ができるホットサンドを、コーヒーや日本茶に合わせてみてはいかが。定番の「アボカドとほうれん草とモッツァレラ」は、東京・江戸川区にあるサンワローランの黒パンにアボカド、ほうれん草に自家製のバジルソースとガーリックマヨネーズでサンドした一品。
なめらかでとろっとしたアボカドの食感に、クリーミーで濃厚な味わいがたまりません。食べ進めるうちにバジルソースのフレッシュな香りが鼻に抜け、ほうれん草とガーリックマヨネーズとよく合います。お肉を使用していないので、ボリュームがありながら食べた後は重くならず、特に女性におすすめです。
デザートは、ほうじ茶や煎茶のプリンなど和の素材を使ったお店オリジナルのメニューを提供。特に月替わりで内容が変わるプリンはSNSで人気。2月11日〜3月15日までは「豆乳と白胡麻のプリン」を販売しています。
ミルクの代わりに豆乳を使用したプリンは、しっとりとした口当たりとやさしい胡麻が広がります。プリンらしいたまごの風味も感じられて、どこか懐かしい味わいにほっこり。ゲランドの塩で作った塩シャンティの塩気がアクセントになって、味の変化も楽しめますよ。
カフェタイムを楽しんだ後は、お土産にコーヒー豆やオリジナルグッズを購入してはいかがでしょうか。コーヒー豆は荻窪の姉妹店カフェ「CROSS POINT(クロスポイント)」で生豆から仕入れて焙煎をしており、オリジナル豆ブランド「TYO COFFEE(ティーワイオーコーヒー)」としてシングルオリジンやブレンド豆を販売。店頭のほか、TYO COFFEEのオンラインストアでも購入することができます。
日常生活で親しみのあるコーヒーやお茶だからこそ、特別な味わいを楽しみたい。そんな願いを叶えてくれるのが「LIT COFFEE&TEA STAND」。観光やショッピングの合間にぜひ寄ってみてくださいね。