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食べ歩きフードも♪ 川越さんぽの拠点にしたいクラシックな複合施設「りそな コエドテラス」

  • 2024年12月4日
  • ことりっぷ


2024年5月、趣のある蔵造りの商家が並ぶ小江戸・川越のメインストリートに誕生した「りそな コエドテラス」。100年以上の歴史を持つクラシックな建物に、埼玉食材にこだわったセレクトショップやカフェ、レストラン、ギャラリーなどが入っていて、おみやげ探しも川越グルメも楽しめます。食べ歩きフードを調達するもよし、展望テラスから町を見晴らすもよし。川越さんぽの拠点として、ぜひ立ち寄ってみませんか?
江戸の昔より城下町として栄え、今も情緒あふれる町並みを残す川越。なかでもひときわ目を引くのが、メインストリートに面して建つ優美な洋風建築「りそな コエドテラス」です。1918(大正7)年に第八十五銀行本店本館として誕生し、のちに埼玉りそな銀行川越支店となったこの建物は、100年以上にわたる銀行としての役割を終え、2024年5月に地域振興拠点として生まれ変わりました。
高い建物が少ない蔵造りの町のなかで堂々たる風格を放つ建物は、昔も今も川越のランドマーク。ひと息つけるカフェやテラスもあり、まち歩きの拠点として人気を集めています。
1階の入口すぐにあるのは、埼玉の“食”をテーマにした地産地消のセレクトショップ「ECCOLA (エッコラ)」。天井の高い開放的な店内には、埼玉ブランドの商品が手に取りやすく並べられています。秩父産のフレッシュホエイを使用したドリンク「ホエイのきもち」270円や、ECCOLAオリジナルの万能ソース「秩父黄金カボスコ」648円など、埼玉の名物を再発見できるのが魅力。めずらしい品種を取り扱う「さいたまヨーロッパ野菜研究会」の採れたて野菜も手に入りますよ。
手軽なフードメニューも充実しています。特に人気なのは、川越芋や武州和牛、さいたまヨーロッパ野菜など、県産の食材をふんだんに採り入れたピッツァです。ローマタイプの四角いストリートピッツァは食べ歩きにぴったりのサイズ。店の奥にはイートインスペースがあるので、イスに座ってゆったりと、できたてをほおばるのもおすすめです。
もうひとつの人気商品は、チーズ職人が店内の工房で手間ひまかけてつくる自家製チーズ。細かく割いたモッツァレラと生クリームを合わせたとろとろのチーズ・ストラッチャテッラを包み込んだ「川越ブッラータ」は、店内でしか味わえない数量限定の逸品です。小さくカットしたモッツァレラとフルーツトマトを串に刺したカプレーゼ串は、まち歩きのおともにおすすめ。
デザートには、埼玉県産の食材を使った大人味のジェラートをどうぞ。川越のさつまいもをはじめ、秩父のミルクやいちご、狭山紅茶、さいたまヨーロッパ野菜、県内の酒造・ワイナリーのお酒など、バラエティに富んだフレーバーが楽しめます。コーンを選ぶとさつまいもチップをトッピングしてもらえるのもうれしいですね。
ゆったり落ち着いてランチやディナーを味わいたいなら、2階にあるレストラン「Trattoria Azzurri KOEDO (トラットリア アズーリ コエド)」へ行ってみましょう。旧銀行の金庫室をリノベーションした空間で、100年の歴史を感じながら食事が楽しめます。
イタリアで修行したシェフがつくるのは、武州和牛や秩父のジビエ、県産の新鮮野菜をふんだんに使ったコース仕立てのイタリア郷土料理。アミューズからデザートまで、地産地消を意識した料理が供されます。ひとつひとつの素材へのこだわりを感じながら、ゆっくり味わってみてくださいね。
2階のラウンジスペースには気軽に立ち寄れるバールも併設されており、コーヒーや紅茶をはじめ、種類豊富なカクテル、お酒と相性のいい食事がいただけます。川越産のクラフトビールやクラフトジンなど、地元のお酒も充実。イタリアワインのほか、秩父にある兎田ワイナリーのワインも取り扱っています。
バールで注文したら、すぐ外にある展望テラスへどうぞ。ここは、蔵造りの町を見晴らす特等席。川越のシンボルである「時の鐘」の眺めも楽しめますよ。風情豊かな町並みや通りを行き交う人を眺めながら、時間を忘れてくつろいで。
銀行時代の面影を残す旧頭取室や旧金庫室を見学するのも、ここを訪れる楽しみのひとつ。旧金庫室は「Resonaギャラリー」として開放されており、常設展や企画展を通して地域の歴史・文化に親しむことができます。コワーキングスペースやシェアキッチンなどの機能もあり、利用のしかたは人それぞれ。ここを拠点に、進化を続ける川越の町をおさんぽしてみませんか?

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