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古都にたたずむ北欧風カフェでまったり過ごす至福のひととき♪鎌倉・長谷「Melting pot」

  • 2024年11月29日
  • ことりっぷ


温かな木のぬくもりにつつまれほっと安らぐカフェ「Melting pot(メルティングポット)」。スウェーデンをはじめカナダなど海外での暮らしで培った店主の味わい深い手料理や季節のスープは、じんわりと体と心を温めてくれるやさしい味です。大仏様の参拝で賑わう鎌倉・長谷の散策途中で立ち寄って、のんびりと過ごしてはいかがでしょうか。
扉を開けると古都鎌倉の風情とはまた別の雰囲気が漂う「Melting pot」。シンプルな店内でありながらも北欧らしい温かみのあるイスやテーブルが配置され、高い位置の窓から明るい日差しが差し込みます。
店内には手づくりのコンフィチュールや焼き菓子のほかスウェーデン雑貨の販売もあり、デザインが楽しくカラフルです。冬になると夜の時間が長くなるスウェーデンでは、家の中での生活がより楽しくなるような日用品が多いのが特徴です。クリスマスには家でのディナーも家族全員が赤色の洋服で揃えるなど、特別に外出をしなくてもアイデア次第でより楽しく過ごす工夫をするのだそう。
日本ではこのお店だけの取り扱いというスウェーデンブランドのコーヒー豆「Johan &Nyström(ヨハン&二―ストロム)」も扱っています。チョコレートやヘーゼルナッツを感じさせるフレーバーやベリー類のフルーティーな酸味を楽しむフレーバーなど個性的なコーヒーが揃います。
店主の原ベックマン彩子さんは、スウェーデン人のご主人との結婚後しばらくの間はスウェーデンで暮らしていて、その頃におぼえた料理をこのカフェでふるまいます。スウェーデン発祥のシナモンロールや人気のカルダモンロールは、自家製天然酵母をベースにスパイスをたっぷりと入れた本場の味わい。カルダモンロールはスウェーデンではポピュラーで、鞘の中に入っている種のみを使用し、粉砕して生地に練り込みます。
シナモンロールに加えてカウンターに毎朝焼きたてが並ぶのは、ほろほろとした食感のバターミルクビスケット。これは原さんがカナダに住んでいた頃に習得したおやつの一つで、バターの香りがほんのりと漂います。
バターミルクビスケットやシナモンロールは温かいスープとぜひ一緒に。月替わりのスープは季節の野菜を使い、毎月2種類ずつ登場します。こっくりとしたポタージュやコトコトと煮込んだ具沢山のスープなど、どちらも野菜の旨味たっぷり。
取材時の青エンドウ豆のスープはスウェーデンで昔から親しまれてきたスープで、木曜日は青エンドウ豆のスープとパンケーキの日といわれるほど。ローズマリーやクローブといったハーブを効かせて香りも豊か。
パンも自家製酵母の食パンやライ麦パンなどバリエーション豊かに焼き、スウェーデンでよく食べられている具沢山のトーストやサンドイッチで味わえます。月ごとに内容が変わるので季節の味わいが楽しめますよ。鎌倉野菜の自家製ピクルスで後味もさっぱり。
スウェーデンでは「フィーカ」という素敵な習慣があります。甘いものと一緒にコーヒーや紅茶を楽しむ大切な休憩時間で、古くから日常生活に根づいてきました。このカフェには、フィーカのひと時を彩るスイーツの一つに「キャロットケーキ」があります。クリームチーズのフロスティングを生地でサンドし、小麦粉よりもニンジンの量を多くているのでしっとりモチモチした食感。スパイスの風味もよくレーズンとクルミがごろごろと入って食べ応えも十分です。
大切な方へのギフトにも最適な「北欧7種のおもてなしクッキー缶」は、お客様をお迎えするときに7種類のクッキーを用意するというスウェーデンの習慣からヒントを得たお菓子の詰め合わせです。バターサブレやオートミールなど伝統的なクッキーに、オリジナルを加えた7種類。伝統工芸品のダーラナホースを模ったクッキーはスパイスジンジャー味で、クッキーやパッケージの缶にスウェーデンの魅力があふれています。ぜひ立ち寄って北欧の文化に触れてくださいね。

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