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朝一番に訪れたい♪緑に囲まれたベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン芝公園店」

  • 2024年10月9日
  • ことりっぷ


早朝からオーガニックの小麦を使ったパンが次々と焼き上がる「ル・パン・コティディアン芝公園店」。べルギー発のベーカリーレストランで、天井の高い開放感のある店内は、童話に出てくるような鎧戸のある窓があり懐かしさと温かみを感じます。窓の外には緑が生い茂り、東京タワーに近いエリアでありながらも都心のオアシスのよう。朝のフレッシュな空気の中、クロワッサンやカフェオレで素敵なひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
ベルギーを起点として世界中に250以上ものお店を展開するベーカリー「ル・パン・コティディアン」。日本では都内の芝公園と六本木、初台にお店を構え、芝公園店は東京タワーのすぐ近く。観光途中に立ち寄るのも便利な立地で、広々としたテラス席も気持ちよく過ごせます。
朝7時30分からオープンしていて、開店時間に合わせて早朝から次々とパンが焼きあがっていきます。香ばしいパンの香りに、一日をいい気分で過ごせそうです。
ベーシックなハード系のパンは7種類あり、ベースはオーガニックの全粒粉と塩、水、天然酵母だけを使って、じっくり時間をかけて焼き上げます。手作業で捏ねあげて大きな窯で焼くという昔ながらの方法は素材本来の味わいをひき出し、そのままでもサンドイッチにしてもその美味しさを感じます。
カウンターにはクロワッサンやパン・オ・ショコラといったシンプルなヴィエノワズリーに加えて、ショソン・オ・ポムやマフィン、ハート型のパルミエなどの焼き菓子も並び、全部で15種類以上と華やかです。テイクアウトのほか、4種類を選ぶ「ヴィエノワズリー バスケット」をオーダーしてイートインするのもおすすめです。
パンの並ぶカウンターの奥はイートインスペースが広がります。ノスタルジックな雰囲気が漂うテーブルやイスは廃材や再生木材を使い、ベルギーの田舎家をイメージしているのだそう。鎧戸のある窓辺は幼い頃に読んでもらった童話の差し絵を思い出させます。
中央には何人も座れる大きなテーブルがありコミューナルテーブルと呼ばれています。誰かとテーブルを囲んで一緒に過ごす空間が心を豊かにするとの考えから、世界中のお店に置いてあるのだとか。ベルギーのブリュッセルにある本店では、引退した電車の一部を使ってテーブルにリメイクしたことから、このお店でも再生木材を使っています。
朝11時まではエッグベネディクトやオムレツなど様々なモーニングセットがあります。パンの美味しさを楽しむならぜひ「ル・パン・コティディアン ブレックファースト」をオーダーして。フランス産小麦を贅沢に使ったサクサクのクロワッサンと、オーガニックのバケットやブレッドを、ジュースやポットサービスの紅茶でいただきます。
コミューナルテーブルにはジャムバーがあり、セルフで好きなジャムやオリーブオイルを選びます。アプリコットやブルーべリーなどこだわりのフルーツから作る無加糖のジャムはとてもヘルシー。シンプルなパンを自分好みにコーディネートしてみて。
お店のスペシャリテのタルティーヌは、オーガニック全粒粉のウィートブレッドを使用したオープンサンドイッチ。ベルギーの郷土料理として親しまれ、スモークサーモンやローストビーフなどリッチな素材も登場します。おすすめはアボカドペーストに海老をトッピングした「シュリンプ&アボカド」。バジルオイルとトマトサルサソースがよく合い、レモンを絞れば、さっぱりとした味わいに。
スイーツも「ベルギーワッフル」や「ベルギーチョコレートムース」など充実していて、紅茶と一緒にティータイムを楽しく過ごせます。カフェオレや紅茶を入れるカップは特徴的な取っ手のないボウル。これはベーカリーの創始者が、おばちゃんの家でよく飲んでいたホットチョコレートが小さなボウルに入っていて、飲むたびに手のひらも心も温かくなるというほのぼのとした記憶からです。そうした温かさを感じてもらいたいという思いが込められています。手が温かくなると自然と心も解放されてますますリラックス気分に。ぜひナチュラルな空気が流れるベーカリーでほっこりと過ごしてくださいね。

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