北アルプスのふもとに広がる長野県安曇野市は、豊かな湧水が育むおいしいわさびが有名な人気の避暑地です。そののどかな田園風景の中にたたずむ「MT.DESERT ISLAND ICE CREAM」は、アメリカ発のクラフトアイスクリーム専門店。地元の食材を使った個性的なフレーバーで注目を集める、話題のお店です。
「MT.DESERT ISLAND ICE CREAM」（マウント デザート アイランド アイスクリーム）へは、JR穂高駅から車で8分ほど。安曇野屈指の観光スポット、国内外から観光客が訪れる大王わさび農場のすぐ近くです。
アメリカ合衆国のメイン州などで3店舗を展開する「MT.DESERT ISLAND ICE CREAM」は、アメリカのグルメ誌で「全米トップ25のアイスクリームパーラー」にも選ばれた人気ショップです。
日本支社長を務めるアメリカ人のケルトン・ボイヤーさんは、現地の代表と友人だった縁で、2019年に長野県松本市の縄手通りに海外進出一号店となる松本店をオープンしました。松本に続いて2022年にオープンしたこちらの安曇野店は、ショップの裏にアイスクリーム工房を併設しています。
お店では、チョコレートやピーナッツバターなどのアメリカ本店のメニューのほか、独自に開発した日本オリジナルのフレーバーも勢ぞろい。
特に評判なのが、安曇野のわさびや諏訪市の酒蔵の酒粕など、地元産の食材を生かしたユニークなフレーバーの数々です。
たとえば、創業150年以上の松本市の老舗味噌蔵・石井味噌の白味噌を黒糖キャラメルと合わせた「石井味噌バタースコッチ」は、甘じょっぱさがクセになる一品。
また、木島平村の養蜂場のハチミツを使った「ソルティうらやまハチミツ」は、濃厚なハチミツと岩塩の相性がぴったりです。
県内産の牛乳を使って手作りするアイスクリームは、バラエティに富んだフレーバーの多さも特色のひとつ。現在、レシピはなんと50種類以上あり、店内ではその中から常時20種類ほどを販売しています。
お店で販売するフレーバーは不定期で入れ替わるので、安曇野を訪れるたびにこちらのお店に立ち寄れば、新たな味と出会えますよ。
