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夏限定のかき氷も♪ 葉山に佇む文化財の日本料理店「日影茶屋」でちょっぴり贅沢なランチを

  • 2024年8月7日
  • ことりっぷ


江戸時代創業。神奈川県・葉山町にある「日影茶屋」は、今もなお営業を続ける、老舗の日本料理店。国の有形文化財にも指定されているクラシカルな建物は、時を忘れてくつろぐのにぴったりです。おすすめは、名物の鯛茶漬けと季節の味覚をたっぷりと詰め込んだ「鯛茶膳」。夏は平日限定で、お庭で涼を感じながら味わえる、こだわりのかき氷も用意。上質な大人のランチやティータイムにいかがでしょうか?
JR逗子駅からバスで約15分。葉山町の入り口に近い、小ぢんまりとした「小浜海岸」のそばに「日影茶屋」はあります。
建物は、古き良き日本らしい外観。初めてでも、落ち着きを感じられるゆったりとした雰囲気が漂います。
入ってすぐの場所は、渋みのある待合室。天井には、いろいろな人を呼び寄せる縁起物がぶら下がり、鎌倉・建長寺や京都・建仁寺の天井画で知られる、日本画家・小泉淳作さんの「龍の絵」も飾られています。
店内はじっくり見て回るほど、見どころがたくさん。まるで博物館に来たようで、訪れる人をわくわくさせてくれます。
こちらは、旅籠時代に使われていた看板。有名な文豪・夏目漱石も、毎年、夏になると、家族で泊まりに来ていたのだとか。
店内は上質で洗練された雰囲気。大きな窓から見える、風になびく竹林にも癒やされます。
ランチタイムのおすすめは、日影茶屋名物の「鯛茶漬け」をメインにした、旬の食材をふんだんに使用した前菜、焼き物、揚げ物、水菓子などを一度で味わえる御膳。
この日は、清流で育った鮎のうるか焼き、地元でとれた蛸とはす芋の梅肉かけ、初夏から夏にかけて旬を迎える穴子の天ぷらなど。どれも“今だけ”の季節を感じられる味わいでした。
夏のお楽しみといえば、毎年恒例の「かき氷」イベント。2024年は8月5日(月)~8月30日(金)まで。月・木・金曜の期間限定で行われます。※8月13日(火)・14日(水)は営業、8月16日(金)は休業。
凛とした空気が心地良い庭は、緑あふれる癒やしの空間。ここに身を置くだけでも、心が洗われるよう。
かき氷のフレーバーは、いちごと抹茶の2種類(各1500円)。いちごのシロップは、横須賀にある「嘉山農園」の苺を冷凍させ、果肉たっぷり。溶けてもジュースのように楽しめる、フルーティーなおいしさです。
シロップや練乳は自分でかけられるので、味の微妙な変化を楽しんで。
かき氷のイベント期間中は、エアコンの効いた涼しい広間を利用できます。広間がある建物は、昭和9年に建てられ、平成24年には登録有形文化財にも登録されました。
自然豊かなお庭を眺めながら、のんびり、まったり。ノスタルジックな空間で味わうかき氷は格別です♪
お腹が満たされたら、同じ敷地内にある蔵をリノベーションした菓子舗で、旅の思い出としてお土産も忘れずに。
菓子舗では、目にも舌にも嬉しい手作り和菓子を販売。一番人気の「日影大福」を始めとして、葉山の夏みかんを使った最中や季節に合わせた和菓子が並びます。
「ひかげ」の焼印を入れ、真心を込めて焼き上げた「日影大福」は、日影茶屋の自信作。添加物が入っていないため賞味期限は当日中と短いものの、素材本来の旨味を感じられる、体に優しいおいしさ!ぱくっと一口ほおばれは、上品な甘さが口いっぱいに広がり、幸せな気分になりますよ。
レトロな建物とこだわりの味に出会える「日影茶屋」。ちょっぴり贅沢なランチを楽しみたいときに、ぜひ訪れてみてくださいね。

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