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陽光まぶしい海辺の街で潮風を感じるのんびり散歩♪逗子と葉山のカフェめぐり

  • 2024年7月30日
  • ことりっぷ


美しい海岸線と豊かな自然に囲まれた逗子と葉山は、所々に素敵なカフェが点在していて街歩きも楽しいエリアです。大きなお屋敷を改築したカフェではこの地域の歴史や日常の生活に触れ、陶芸作家が開くカフェでは素敵な器のおもてなしにホッと心が和みます。いつもより少しだけ早起きをして、逗子と葉山でのんびりとしたひと時を過ごしてはいかがでしょうか。
立派な門構えに由緒ある奥ゆかしさを感じる素敵なお屋敷の「葉山茶寮 六花」。庭の植栽を眺めながらいただくランチ「六花御膳昼はん」は、葉山の旬の野菜などをふんだんに使った贅沢な御膳で、蒸篭蒸しやテーブルで急須からお出汁を注ぐ香りのいいお味噌汁に白いごはんがすすみます。
このセットにはデザートも付きます。岩塩でいただく「チョコレート羊羹」はカカオの風味がほんのり漂う手作りのお菓子。ひんやりとした冷抹茶との相性も抜群です。居心地のいい縁側でのんびりと味わって。
ヨットが停泊するマリーナにお店を構える「マーロウ 葉山マリーナ店」。言わずと知れたビーカープリンのお店で、ヨットが行き交う大海原の向こうに富士山や江ノ島を望む葉山らしい景色の中で丁寧に手作りされたプリンが味わえます。
店頭のショーケースには15種類以上ものプリンが並びます。レストランではこの中から日替わりで3種類を一皿に盛り合わせた「本日のおまかせプリン3種類・パウンドケーキ盛り合わせ」が人気。一度に3種類のプリンを楽しめるうえアーモンドプードルで作るパウンドケーキも添えたスペシャルなプレート。マーロウの手づくりの美味しさをたっぷり味わって。
白色の格子窓がレトロな洋館のような雰囲気の「ミサキドーナツ逗子店」は、素材に豆乳を使って手作りするドーナツ屋さん。時間をかけて2次発酵させた生地を丁寧に形成し油で揚げる時間を短くして仕上げるふんわりとした軽い口当たりは、いくつでも食べられそうと評判です。
夏に人気の「レモンクリームチーズ」に加えて、「イチゴミルクチョコ」や「ピスタチオ」など色合いもカラフル。カフェスペースで冷たいドリンクと味わうのはもちろん、テクアウトして海辺の散策のおともにするのもおすすめです。
築100年の広いお屋敷をリノベーションした「楚々葉山」は、レンタルスペースを兼ねたコーヒースタンドや日常雑貨を扱うお店があり、葉山の日常に少しだけ触れることができます。欄間のしつらえのある広々としたコーヒースタンドの空間は、好きな本を持ち込んで読書をするなど、コーヒーを片手にのんびりとした時間が過ぎていきます。
木曜と金曜は8時から朝ごはんの用意があります。「鯵の干物」「生甘糀の玉子焼き」「鯖のみりん干し」の3種類にそれぞれ地元産の野菜などでつくる副菜を2種類添えた和食。これをお目当てに都内から訪れる人も多いのだとか。
日本茶の美味しさを日本の季節感とともに味わう「逗子茶寮 凛堂」。茶釜をしつらえた杉の一枚板のカウンターには、お茶を美味しく淹れる道具が並びます。このお店のおすすめは、3種類のお茶を二十四節気にあわせた軽食と和菓子とともにいただくアフタヌーンティー。食前茶の次はサンプルから選んだ好きな日本茶、そして最後は抹茶といった具合にお茶もフルコースのように楽しめます。
ゆったりとした雰囲気の中で味わうお茶は、山本さんがわかりやすく解説しながら淹れてくれます。ぜひ奥の深いお茶の文化に触れてくださいね。
小さなお花をいくつもあしらったかわいいティーカップでお茶をいただく「トモコウボウ」。逗子出身の陶芸作家・佐野智子さんのカフェで、お皿やシュガーポット、花瓶、ランプシェードに至るまで素敵な作品が続々と登場します。
土台となる器に小さな小花などをいくつも貼り付けていく手法は佐野さんの代表的なスタイルで、ひとたび都内などで作品展を開催すれば、完売になるほど人気のお皿やカップ。小花のほかにも小鳥やうさぎといったオリジナルのモチーフが、シンプルな器にかわいいエッセンスをプラスします。
今回は逗子・葉山エリアで店主の想いがたくさん詰まったカフェをご紹介しました。お出かけの際にはぜひ立ち寄って、それぞれのこだわりに触れてくださいね。きっと何か新しい発見に出会えますよ。

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