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現代アート×建築を楽しむ、十和田市現代美術館

  • 2022年8月18日
  • ことりっぷ


「アートによるまちづくり」を進める青森県十和田市にある十和田市現代美術館。世界的に活躍するアーティストの現代アートが常設展示されています。屋内の展示室だけでなく、中庭や廊下、屋外などにも作品が展示され、まるで空間全体が体験型のインスタレーションのよう。美術館の向かいに広がる「アート広場」では、ユニークなパブリックアートに触れることもできます。
東北新幹線七戸十和田駅から車で25分。アートによるまちづくりプロジェクト「Arts Towada」が展開されている青森県十和田市に、十和田市現代美術館はあります。
十和田市現代美術館は、「Arts Towada」の中核施設として街のシンボルロード・官庁街通りに2008年にオープンしました。建物を設計したのは、西沢立衛(にしざわりゅうえ)。「金沢21世紀美術館」などを手がけた建築家ユニット「SANAA(サナァ)」としても活動する世界的な建築家です。
「アートのための家」をコンセプトにした大小の白い箱のような建物のなかには、アーティストたちの作品が展示されています。現代アート作品が、1室に1作品が展示され、ゆっくりと鑑賞できるのが魅力。大きな窓のある展示空間は外との境界さえも感じさせず、アートとじっくり向き合えます。また、室内から見るだけでなく、通りからも鑑賞できます。
十和田市現代美術館には、世界的に活躍するアーティストの作品を常設展示。建物をキャンパスにした作品や巨大立体作品が多いのも特徴です。
ロン・ミュエクの作品≪スタンディング・ウーマン≫は、何と高さ約4mもある女性像。髪や皮膚などのリアルなディテールとデフォルメされたサイズが印象的です。
美術館の外壁をキャンパスにした奈良美智の作品≪夜露死苦ガール2012≫。斜めの方向を向き、反抗心を持っているような少女が描かれています。
塩田千春の≪水の記憶≫は、2021年に常設展示に加わった作品。十和田湖にあった船に赤い糸がからまり、空間を埋め尽くす無数の赤い糸が水のように広がっています。
レアンドロ・エルリッヒの作品≪建物-ブエノスアイレス≫も2021年12月に常設展示されたばかり。鑑賞者がアートのなかに入り込むことができるユニークな作品です。
透明な球体で覆われた鹿の剥製が動く映像のようにも感じられる≪PixCell-Deer#52≫は彫刻家・名和晃平の彫刻作品です。セル(細胞・粒)で世界を認識するという独自の概念を軸に、ガラスや液体などのさまざまな素材や技法を横断しながら彫刻作品のあり方を追求しています。
十和田市現代美術館では、2022年11月20日まで名和晃平の個展「生成する表皮」を開催中。代表作の《PixCell》や新作《White Code》などを鑑賞できます。
美術館の向かい側に整備されている「アート広場」。官庁街通りからふらりと入ることができ、魅力的な作品に出会えます。
水玉模様が目を引く草間彌生の作品≪愛はとこしえ十和田でうたう≫。芝生の世界に巨大なかぼちゃやキノコ、女の子など8点が展示されています。
アーティストグループ「インゲス・イデー」の作品、広場を散歩しているかのような《ゴースト》と、トイレ棟をのぞき込み《アンノウン・マス》。遊び心あふれる作品です。
十和田市現代美術館は、屋外作品だけでなく屋内の作品も写真撮影することができます。現代アートは、少し難しそう、と思うこともあるかもしれませんが、心のままに感じながら楽しんでみてくださいね。

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